アニメ『名探偵コナン』新OPで“ナマコ”激推し!「出世したな」とファン驚愕

アニメ『名探偵コナン』新OPで“ナマコ”激推し!「出世したな」とファン驚愕

『名探偵コナン』99巻(青山剛昌/小学館)

人気ミステリーアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のオープニング映像が、10月2日に放送された第1021話『悪友たちの輪舞』から新しいものへ変更。しかし、これまでにないシュールな内容となっていたため、ネット上を大いにざわつかせている。

前回までのオープニングは、同作の楽曲を数多く担当してきたアーティスト・倉木麻衣の新曲『ZEROからハジメテ』を使用。アニメ放送1000回目となる3月6日からスタートし、過去のエンディングをリブートした演出などで人気を呼んでいた。

その一方、10月2日からの新オープニングでは、ロックバンド『WANDS』の楽曲『YURA YURA』が起用されることに。彼らの楽曲に合わせ、すれ違う毛利蘭と工藤新一の心情が切なく描かれており、一見すると「名探偵コナン」のストーリーに合った内容に見える。

しかし視聴者の注目を集めたのは、コミカルなナマコの形をした謎のゆるキャラの存在。オープニング開始と同時にナマコのストラップがゆれる描写から始まり、大量のカラフルなナマコが集まり「名探偵コナン」のタイトルを形成している。さらにシーンが変わるエフェクトすらも大量のナマコによって演出され、蘭×新一の切ない描写がかき消されるほどにナマコが強烈な存在感を発揮していた。

なぜナマコがメインに…?

斬新なオープニング映像は瞬く間に話題になり、ネット上で《こんなにもナマコ男の主張が激しいオープニングが今まであったか!?》《ナマコの主張が激しいwww》《めっちゃナマコ男を推すオープニングやな(笑)》《ナマコ男、出世したな》《いい曲にいいシーンとか盛りだくさんなのよ。でもめちゃくちゃ主張するナマコストラップは笑うわ》といった声が続出している。

こうした反響からも分かるように、実はこのキャラクターには元ネタが存在する。それは、原作者・青山剛昌が手掛けた過去作『YAIBA』に登場するナマコ男だ。もともとは敵キャラ・鬼丸猛の配下として登場したのだが、その後は紆余曲折を経て仲間に。ちなみに戦闘力はモブキャラにすら劣る最弱候補の一角だった。

そんなナマコ男は、「名探偵コナン」でも蘭の携帯ストラップとして登場。これまでは「ただのストラップ」といった立ち位置だったが、アニメ放送開始から25周年の今になってメインキャラへと昇格を果たしたようだ。

また、OP映像のコンテを担当した演出家の鎌仲史陽は、ツイッター上で今回の演出意図について言及。《歌詞の印象から二人の関係をゆれながら見続けている絵がうかびましたので今回はナマコ男さん中心で映像を組みました》とツッコミどころのある説明を行っていた。

ちなみにオープニング映像では、蘭と新一がキスするアツアツなシーンも登場している。しかし2人のキスがかき消されてしまうほど、圧倒的にナマコ男が視聴者の脳裏に焼き付いて離れない模様。ストラップのくせにメインキャラをも食うとは、侮れない奴なのかもしれない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『名探偵コナン』99巻(青山剛昌/小学館)

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