『呪術廻戦』17巻のAmazonレビュー大荒れ! 不評続出の「死滅回游」編

『呪術廻戦』17巻のAmazonレビュー大荒れ! 不評続出の「死滅回游」編

『呪術廻戦』17巻(芥見下々/集英社)

一時期は数々の芸能人たちがこぞって群がった漫画『呪術廻戦』に、逆風が吹いているかもしれない。覇権コンテンツの座を獲得しつつあった同作だが、最近ではストーリーの難解さが加速。10月4日に発売された最新17巻では、あらためて世間の評価が浮き彫りとなってしまった。

17巻に収録されているのは、呪術を与えられた者たちが殺し合うデスゲーム「死滅回游」のプロローグ。処刑人として虎杖悠仁の前に現れた乙骨憂太の動向や、禪院真希が「死滅回游」平定のために禪院家に赴くエピソードなどが描かれている。

同巻はこれまでよりも大きく物語が動き出す転機となっており、新キャラクターも多く登場。その中でも、突如「死滅回游」の難解なルールが明かされたことに違和感を抱く人が多かったようだ。

ストーリーから置き去りにされたと感じる読者からは、《謎のデスゲームが突然始まります。こんな後出し設定ばっかやってたら、読者は納得しないし作者の頭についていけない》《説明下手かつ説明不足で展開がよくわからないにも関わらず、風呂敷がどんどん広がっていくせいで話についていけない》《死滅回遊のルール説明回が全く意味が分からない。漫画なら大量の文字じゃなくて絵を使って説明すべき》《よく分からないゲーム始まるし、絵柄が雑になるし、まるでHUNTER×HUNTERみたい》といった声が続出していた。

“ネクスト鬼滅”を競い合うライバル

とくに不評が目立っていたのは、17巻が発売された直後。『Amazon』の販売ページでは、一時期レビュアーからの評価が「星5つ中の3.4」を記録していた。ちなみに「呪術廻戦」と覇権の座を競い合っている漫画『東京卍リベンジャーズ』の最新24巻は、4.7の高評価だ。しかし10月7日時点では「呪術廻戦」も4.6まで盛り返しており、まだまだ予断を許さない状況が続いている。

とはいえ、「東京卍リベンジャーズ」の場合にはレビューの内容も素直に絶賛するものが多く見受けられる印象。《驚きの連続で先が気になってしょうがないです。とにかく面白い》《1冊読み終えるのが早過ぎる…それだけ面白いってことだ》《新展開、よかった。おもしろそう》と絶賛の声が並んでおり、シンプルにワクワクする展開が読者を惹きつけているようだ。

もちろん緻密な設定を仕込むことは悪いことではなく、「死滅回游」も「HUNTER×HUNTER」のようにスリリングなストーリーが待ち受けていることだろう。ただ、「呪術廻戦」と「東京卍リベンジャーズ」はいずれもキャラクター人気によってブレークした作品なので、複雑な展開は求められていないのかもしれない。

このまま難解な話が続けば、ファンが離れていってしまう可能性は十分ある。「死滅回游」が致命傷とならなければよいのだが…。

文=城門まもる
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』17巻(芥見下々/集英社)

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