TV版『鬼滅の刃・無限列車編』第1話からフジテレビが迷走…「蛇足」「罪深い」

TV版『鬼滅の刃・無限列車編』第1話からフジテレビが迷走…「蛇足」「罪深い」

TV版『鬼滅の刃・無限列車編』第1話からフジテレビが迷走…「蛇足」「罪深い」 (C)PIXTA

メガヒット映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を再構成したTVアニメ版が、10月10日から放送スタート。オリジナルエピソードとなる第1話「炎柱・煉獄杏寿郎」では、メインキャラクターの“煉獄さん”が掘り下げられたが、その評価はまっぷたつに分かれている。

※アニメ『「鬼滅の刃」無限列車編』最新話の内容に触れています

『TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編』(フジテレビ系)は、劇場版を全7話で再構成した内容。12月から始まる第2期「遊郭編」に向けて、竈門炭治郎たちの歩みを振り返っていくこととなる。

今回放送された第1話は、煉獄が「無限列車」へと向かう道中の任務を描いた完全新作ストーリー。物語は、煉獄がそば屋で食事をしながら「うまい!」と声を上げているシーンから幕を開ける。そば屋を後にした煉獄は、弁当売りの子どもから牛鍋弁当を購入して「無限列車」に向かう。そこで、“切り裂き魔”と恐れられる鬼と対峙することに──。

原作では煉獄が炭治郎たちと出会ったとき、なぜ弁当を大量に購入していたのか明かされていなかった。今回のエピソードでは、その経緯が丁寧に掘り下げられている印象だ。煉獄は弁当を介してとある少女と奇妙な縁でつながった上、その祖母と“煉獄の父”が知り合いだったことも明かされている。

オリジナルエピソードに煉獄ファンは大興奮! 一方で辛辣な声も…

これまで煉獄が弁当を食べ、「うまい!」と叫ぶシーンは謎めいており、たんなるギャグだと思われていた。そのためアニオリで感動的な背景が与えられたことで、ファンたちは《「うまいうまい」がただのギャグっぽいシーンでなくなって、無茶苦茶に熱い心意気のシーンになってる!》《うまい!にこんな重みを持たせてしまう「無限列車編」第1話…罪深いぜ…》《煉獄さんの「うまい!」に、ただのアレな人じゃなくて、しっかりとした意味づけがされて噎び泣いているオタクです》と喜んでいるようだ。

その一方で、今回の話があまり重要ではなかったと捉える人も。《全体的にザ☆アニオリというか蛇足というか、悪いイメージ膨らみ過ぎてフジ感》《あってもなくても困らない話だった》《これだったら牛鍋弁当の作り方イチから紹介してる方がマシだった》といった声が上がっている。たしかに悪い言い方をすれば、あってもなくても今後の展開に関係がない話なので、煉獄ファン以外には不評だったのだろう。

また不評を呼んでしまった理由として、「フジテレビ」への不信感があることも否めない。以前から、「フジテレビ」のアニメオリジナルエピソードは賛否両論が激しいことでお馴染み。とくに悪名高いのが『ドラゴンボールGT』だ。同作は『ドラゴンボールZ』の続編にあたるストーリーだが、原作ファンからするとツッコミどころしかない内容であり、黒歴史とされている。

はやくも賛否両論を呼んでしまったが、第2話からは原作に沿ったエピソードが放送される予定。無駄な改変が混ざらないことを切に願いたいところだ。

文=城門まもる

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