アニメ『ワールドトリガー』3期スタートもファン激減…? 消滅した“にわか”たち

アニメ『ワールドトリガー』3期スタートもファン激減…? 消滅した“にわか”たち

『ワールドトリガー』23巻(葦原大介/集英社)

SFバトルアニメ『ワールドトリガー』の3rdシーズンが、10月9日からテレビ朝日系「NUMAnimation」で放送スタート。コアなファンが待望の新シーズンに盛り上がる一方、これまで作品を追っていた〝にわかファン〟たちの影が薄くなってしまったようだ。

同作の原作は、月刊漫画誌『ジャンプSQ.』で連載中の人気コミック。主人公・三雲修は、未知の力を操る「近界民(ネイバー)」に対抗するために設立された界境防衛機関「ボーダー」に所属する少年。運命的に知り合った近界民の空閑遊真、幼馴染の少女・雨取千佳とともに、「トリガー」を使った戦闘技術を磨き上げていく。

3期では、〝神の国〟アフトクラトルの尖兵として敵対していた近界民のヒュースが、「三雲隊」に仲間入り。それぞれの目的を果たすため、ボーダー内ランク戦でB級上位に入り、近界に向かう遠征部隊に選ばれることを目指す。

深すぎるOPに考察勢が盛り上がるも…

第1話でとくにファンからの反響が大きかったのは、オープニング映像。2期ではスタイリッシュなアクションが描き出されたバトル路線の映像だったが、新OPは三雲たちの過去やトラウマを掘り下げた内容となっている。

さまざまな意味を汲み取れる深い映像に、原作を読み込んでいるファンからは《ワートリのOP、何回も見直してるけど尊いしか言葉が出ない》《昨日からずっとOPだけループしてる》《ワートリのOP映像良すぎて泣いちゃった》《ワートリOP、見る度に解像度が上がるしツイッターで他の人の考察見るたびなるほどなってなるわ…》と絶賛の声が相次いでいるようだ。

しかし重箱の隅をつつくようだが、今のところ注目を集めているのが「OPだけ」というのは気になるところ。2014年から2016年にかけて放送されたアニメ1期では、引き伸ばしや作画崩壊によって炎上騒動が巻き起こったことで知られる。また今年1月から放送された前シーズンは作画クオリティーが高く、《鬼滅を超えた》との呼び声もあった。いずれにしろ何らかの形で話題性を獲得していたが、3期1話では一般的なアニメファンたちがあまり反応していない印象だ。

3期1話では三雲たちが所属する「玉狛支部」の隠された過去が明かされ、ファンや考察勢にとっては重要な回となっていたが、派手なバトルや美麗な作画が見られるシーンはほとんどなかった。新シーズンの幕開けとしては、ややインパクトに欠けるかもしれない。

せっかくアニメ化するのだから、原作を読んでいない新規ファンを引き込めるような爆発力を期待したいところ。この先ではアニメならではのド派手な動きや演出が描かれることを祈りたい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ワールドトリガー』23巻(葦原大介/集英社)

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