『ONE PIECE』1028話サンジの“本名”に異変…「伏線?」「隠し名?」と大混乱

『ONE PIECE』1028話サンジの“本名”に異変…「伏線?」「隠し名?」と大混乱

『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

さまざまな伏線を張り巡らせ、読者を何度も沸かせてきた漫画『ONE PIECE』。考察を楽しむファンにとっては、小さな1コマやセリフの一言一句も疑わずにはいられないだろう。しかし10月11日発売の『週刊少年ジャンプ』45号に掲載された最新話では、たった1文字の誤植が考察勢を大いに悩ませたようだ。

※『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

意味深な誤植があったのは、第1028話『ブラキオ蛇ウルス』でのこと。サンジの出生の秘密が仄めかされる重要な回だったのだが、それと同じくらい「百獣海賊団」クイーンが発した一言が注目を集めた。

それは、クイーンがサンジを「ヴァンスモーク」と呼んだシーン。サンジの正式な名前は、「ホールケーキアイランド編」にてヴィンスモーク・サンジだと判明している。しかし今回クイーンが呼んだ名前は、なぜか2文字目が「ィ」ではなく「ァ」となっていた…。

クイーンのセリフに何か深い意味が込められているのでは…と勘繰った人々の間では、SNS上でさまざまな議論が飛び交うことに。《「さぁスーツを着ろ! ヴァンスモーク!」って言いよったけどこれはただのミス? それとも何かの伏線?》《これがロジャーのようにDをドと隠されているのと同じなら、クイーンもヴィンスモークの名前の出生の秘密を知ってるのかもな》《急にvinだけ英語読みからフランス語読みに?》《隠し名かと思ったよ》といった考察が繰り広げられていた。

それだけでなく、読者の中には《クイーンの皮肉かな?》《クイーンさんのおふざけかと思ったよ》《変な喋り方するキャラ多いしわざとおちょくってんのかと思った》と、おどけた所のあるクイーンがわざと言い間違えていると考える人も。

サンジの出生に関わる新たな伏線? その真相は…

これまでにも、海賊王ゴールド・ロジャーの本当の名前がゴール・D・ロジャーだったことが明かされるなど、作中では似たような伏線が仕込まれていた。そのため、クイーンがサンジの出生にまつわる秘密を知っているのでは…と疑われてしまったのだろう。また、「ヴァンスモーク」が偶然にも「ヴィンスモーク」のフランス語読みに近かったことも議論を盛り上げた原因だと思われる。

しかしそんな盛り上がりもむなしく、当日中に「ONE PIECE」公式ツイッターから答え合わせが。「ヴァンスモーク」はただの誤植であったらしく、「混乱を招き大変申し訳ありません」と謝罪を記していた。文字通り、読者を混乱の渦に陥れた回となってしまったようだ。

「ジャンプ」のように締め切りが早い週刊誌において、誤植は付き物。今回のような騒動が起こるのは仕方がないのかもしれない。だが、些細な誤植で大規模な議論に発展してしまうのは、ちょっとしたセリフにも伏線が張られている「ONE PIECE」ならではの出来事と言えるだろう。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

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