『ゴールデンカムイ』295話“狂人”二階堂浩平の最期に賛否「グロい」「最高な終わり方」

『ゴールデンカムイ』295話“狂人”二階堂浩平の最期に賛否「グロい」「最高な終わり方」

『ゴールデンカムイ』27巻(野田サトル/集英社)

10月28日発売の『週刊ヤングジャンプ』48号に、大人気サバイバルバトル漫画『ゴールデンカムイ』の第295話『ふたり』が掲載された。第7師団・二階堂浩平の運命を決めるエピソードが描かれたが、その悲惨な描写に悲鳴が巻き起こっている。

※『ゴールデンカムイ』最新話の内容に触れています

五稜郭の中央南側にて、「第7師団」の軍勢と交戦していた杉元佐一。するとそこへ二階堂が勢いよく現れ、足に仕込んだ銃で杉元の頬を貫く。急所は外れたようで杉元は反撃を開始するのだが、二階堂は「洋平を返せ!」と亡き兄の名を叫ぶ。そんな激しい攻防の後、二階堂は隠し持っていた手榴弾で自爆を決行。しかし杉元の機転の利いた行動により、二階堂だけが爆発に巻き込まれるのだった――。

二階堂の最期が描かれたエピソードだったが、とくに注目すべきは彼の死に際だ。二階堂は銃剣で腹を刺された際に、手榴弾のストッパーを外して心中を図る。ところが塹壕に放り込まれ、爆風で舞い上がった銃剣によって頭まで真っ二つにされてしまうのだ。

実はハッピーエンド? 二階堂の最期にさまざまな反応

あまりにグロテスクな死にざまに、読者たちは騒然。ネット上では《二階堂すげえ散り方したな…》《二階堂の死に方がかなり可哀想だった》《グロい。耐性あってもキツイ》といった悲鳴が飛び交っている。

その一方、二階堂の爆死シーンでは〝半分〟になった自分の体と爆風で向かい合う形に。片割れを双子の兄だと錯覚したようで、「やあ浩平」「やあ洋平」「また会えたね」と再会を喜びながら散っていった。この皮肉な終わり方に対して、《二階堂ハッピーエンドじゃん、あんなに最高な終わり方初めて見たわ》《爆弾で真っ二つになることで魂が救われるなんて》《何だかキレイな最期だったと思った》と見なす人もいるようだ。

二階堂の兄・洋平は、過去に杉元の手によって死亡。そのため強い恨みを持っていたが、今回の戦闘にいたるまで2人が出会うことは数回しかなかった。しかも二階堂は五稜郭での最終決戦までに、「ヒグマに襲われる」「鶴見中尉に耳を削がれる」「土方歳三に足を切断される」「モルヒネ中毒になる」「杉元との交戦で右手を失う」「身体を改造される」など、想像を絶する過酷な日々を過ごしている。最後に兄に会えたことで、つらい日々が報われたことになるのかもしれない。

一概に悲惨だったとは言えない二階堂の最期。描写的にはかなりグロく描かれてはいるが、本人はそれなりに幸せだった…と信じたい。

文=猿田虫彦
写真=まいじつエンタ
■『ゴールデンカムイ』27巻(野田サトル/集英社)

◆過去の「ゴールデンカムイ」レビューはこちら

【あわせて読みたい】