『まどマギ』クレカの高度な“原作再現”が話題「僕と契約して多重債務者になってよ!」

『まどマギ』クレカの高度な“原作再現”が話題「僕と契約して多重債務者になってよ!」

『まどマギ』クレカの高度な“原作再現”が話題「僕と契約して多重債務者になってよ!」 (C)PIXTA

11月上旬から申込受付が始まった人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の10周年記念クレジットカードが、キュゥべえも真っ青な契約内容だと話題に。ここ数年、ちょっとした社会問題にもなっている「リボルビング払い」(リボ払い)を巧妙に促す仕様だったのだ。

このクレジットカードは、『オリエントコーポレーション』が『アニプレックス』と提携したサービス。特設サイトに書かれた情報によると、カードには完全新規の描き下ろしイラストがデザインされており、入会するとオリジナルグッズが当たるとのこと。グッズにはタペストリーやステッカーなどが揃っているため、コレクションアイテムとして入手したいファンも少なくないだろう。

しかしSNSなどでは、今回の記念クレジットカードが「リボ払い専用」であることを指摘する声が。たしかに同カードは『オリコカード』の『UPty』というカードにイラストが挿入されたもので、リボ払い専用なのが最大の特徴。つまり設定された月々の返済金額以上の買い物をすると、自動的にリボ払いになる仕組みだ。

キュゥべえ「聞かれなかったからさ」

ちなみにクレジットカードの特設サイトでは返済例が説明されているものの、リボ払い専用とは明記されていない。そのためネット上では、《やってることがマジでキュゥべえ》《こんなの絶対おかしいよ…》《作品のコンセプトに忠実すぎる契約で草》《これほどまでに作品内容とマッチしたコラボもなかなかない》《僕と契約して多重債務者になってよ!》といった声があがっていた。

支払い残高全体に対して、あらかじめ設定した一定額を毎月返済していくリボ払い。一見月々の支払いが少額なので負担が少ないように思えるが、金利手数料の相場が15.0%と高めな上、現在の返済状況が把握しづらいことから、多重債務者を生み出しやすいシステムとして問題視されている。実際にリボ払いの終わらない支払いに頭を抱える債務者は少なくない。

一方でキュゥべえといえば、嘘はつかないが都合の悪い情報を隠し、魔法少女としての契約を迫るキャラクターとしてお馴染み。そのためリボ払い専用と明記しない記念クレジットカードの手法が、《まるでキュゥべえ》と言われているようだ。

とはいえ、仮に今回のコラボがきっかけでリボ払いの債務者が生まれたとしても、ある意味では原作再現と言えるのではないだろうか。奇跡も魔法もない現実の世界で、作中の魔法少女のような体験ができるかもしれない。

文=大上賢一

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master1305 / PIXTA

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