アニメ『ブルーピリオド』第9話“ユカ”の苦悩を声優・花守ゆみりが熱演「素晴らしすぎる…」

アニメ『ブルーピリオド』第9話“ユカ”の苦悩を声優・花守ゆみりが熱演「素晴らしすぎる…」

『ブルーピリオド』11巻(山口つばさ/講談社)

11月20日、アート系スポ根アニメ『ブルーピリオド』の第9話『さまようナイフ』がNetflixにて先行配信された。女装っ子のユカこと鮎川龍二が放った悲痛な叫びに、心を揺さぶられる視聴者が続出しているようだ。

※アニメ『ブルーピリオド』最新話の内容に触れています

無事に「東京藝術大学」の1次試験を突破した矢口八虎。その一方、龍二は試験会場に用意されたキャンバスにバツ印を書き込み、辞退していた。そのことを龍二の友人から伝えられた八虎は、真相を確かめるべく電話をかける。

話の途中、八虎は龍二を気遣って「してほしいことないの?」と尋ねる。すると、龍二は「じゃあ、会いに来てよ今すぐ」と要求。これを八虎が断ると、龍二は「君は溺れる人がいたら救命道具は持ってきても海に飛び込むことはしない」「裸で泣いてる人がいたら、服をかけて話を聞くことはあっても自分も脱ぐことは絶対ない」と八虎の本質をえぐるような言葉を放つ。

龍二はどうせ八虎は自分を救ってくれない…と悟っているようで、「正しい場所からしか話せないなら、私がお前に話すことはなにもないね」と涙ながらに突き放すのだった。

龍二の苦悩はこれまでも仄めかされてきたが、今回はその複雑な家庭環境が明らかに。父親から良く思われていないようで、暴力を振るわれる描写もあり、自由とは縁遠い生活を送っていたようだ。

そうしたしがらみを背景とした龍二の言葉は、多くの視聴者の心に突き刺さった模様。SNS上では《ブルーピリオドの9話めっちゃ言葉刺さる》《ユカちゃんの心理描写が繊細に描かれていて、痛く痛く伝わってきた…》《なんかいろいろとグッときたし、しんどい回やった。ユカちゃんの葛藤がヤバい》といった声があがっている。

花守ゆみりの鬼気迫る熱演に称賛の声

そんな龍二の心理描写を巧みに演じきったのが、声優の花守ゆみりだ。第9話で花守が披露した演技には、《花守さんの演技力に魂を感じた、この作品本当に魂がこもっている》《花守ゆみりの息が詰まる演技が素晴らしすぎる…》《花守ゆみりさんの演技が凄まじくて何回も巻き戻し見た。感情移入しすぎて見終わった後、息上がってた》などと称賛の声が続出している。

花守は『ゆるキャン△』で各務原なでしこのようなおっとりキャラを演じたかと思えば、『かぐや様は告らせたい』の早坂愛のようなクールキャラも演じ分ける実力派声優。龍二に関しては、自分の好きを求め続ける心の強さと、今回あらわになったような脆さを上手く表現している印象だ。

なお、作中終盤では橋田悠からのアドバイスを受けた八虎が、自分の信念を曲げて龍二のために動き出す展開に。はたして彼は龍二を救えるのだろうか…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ブルーピリオド』11巻(山口つばさ/講談社)

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