『ONE PIECE』また凄い伏線が発覚! サンジに20年以上前から“変化”の予兆

『ONE PIECE』また凄い伏線が発覚! サンジに20年以上前から“変化”の予兆

『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

白熱を極める『ONE PIECE』の「ワノ国編」では、サンジの身体が“改造人間化”に成功していたことが判明した。衝撃的な展開によってどよめきが広がっているが、実はここに至るまでに作中ではいくつもの伏線が仕込まれていたらしい。

まずはサンジの現状から振り返ろう。科学戦闘部隊「ジェルマ66」を束ねるヴィンスモーク家に生まれたサンジは、兄弟全員が生まれながらに肉体改造を施されていた。そのため、全身が鋼鉄のように硬くなる「外骨格」を持っており、銃弾や斬撃などをものともしない。しかし、サンジはある事情により改造の効果が表れておらず、一般人に近い肉体を持っていたため、落ちこぼれ扱いされていた。

ところが「ワノ国」でジェルマの科学兵器「レイドスーツ」を着用すると、「外骨格」が著しく成長。刃物を受けてもびくともしない様子が描かれており、サンジ本人も混乱の真っただ中にある。これまでは生身の人間だったため、あまりにも劇的な変化と言えるだろう。

しかし実際には、この変化は当初から予定されていたものだと思われる。というのも、作中の序盤から“伏線”らしき描写が描かれていたからだ。

異変はかなり序盤から? 張り巡らされた伏線

たとえば、今から20年以上前の第152話『満月』では、ドラム島でサンジがDr.くれはから骨折の治療を受けていた際、金属を叩くような音が鳴り響いている。くれはの型破りな治療を表しただけにも見えるが、ジェルマの1人、ヴィンスモーク・ヨンジも外骨格をハンマーで叩きながら治すシーンがあり、治療の効果音は金属音だった。つまりサンジの変化は、新世界に突入する前から始まっていたと考えられそうだ。

さらに新世界突入後には、第675話『その名も「シノクニ」』でそれらしき描写が見られる。トラファルガー・ローの能力でナミの人格がサンジの身体に入っていたのだが、その際にシーザー・クラウンの猛攻を受けてしまう。至近距離の爆破も食らったのだが、ダメージは思いのほか少なく「なんて頑丈なの」とナミは驚いていた。

そして「ワノ国」突入前、第899話『最後の砦』では、何発も銃で撃たれて血を流しているにもかかわらず、平気そうなサンジの姿が。チョッパーから「撃たれてるぞ」と言われても、どこか気のない返事をしていた。こうした並外れた防御力も「外骨格」の賜物だったのだろう。

このように、さまざまなシーンでサンジの変化をめぐる伏線が見受けられる。もしかすると、これまでサンジが身に付けてきた数々の技も、身体改造があってこそ生まれたものなのかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』100巻(尾田栄一郎/集英社)

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