『ウマ娘』韓国で“爆死”確定!? 海外展開が難しいワケとは…

『ウマ娘』韓国で“爆死”確定!? 海外展開が難しいワケとは…

『ウマ娘』韓国で“爆死”確定!? 海外展開が難しいワケとは… (C)PIXTA

先日行われた韓国最大のゲームショウ『G-STAR 2021』にて、『カカオゲームズ』が韓国版『ウマ娘 プリティーダービー』のオープニングムービーなどを公開。いよいよ韓国版リリースに向けての進展が見られ、日本のネット上では《韓国でも覇権ゲーになりそう》といった声があがっているが、実際のところ流行るのだろうか。

具体的なリリース日はまだ明らかにされていないが、今回行われたイベントでは『ウマ娘』に出演している日本の声優陣のインタビュー映像も公開。イベントの内容は韓国のゲームメディアでも取り上げられており、「Cygamesの話題作」としてそこそこ注目されているようだ。

ただ、「ウマ娘」が韓国で流行るかどうかについては、ちょっとした不安材料も。韓国版「ウマ娘」はすでにYouTube公式チャンネルが開設されているのだが、チャンネル登録者数はわずか1800人程度。アップされているオープニング映像の再生回数も、12月3日現在で約2万9000回に留まっており、思ったより注目度が高くない印象だ。

“日本競馬のストーリー”が流行るのは国内だけ?

なぜ日本では“覇権コンテンツ”であるはずの「ウマ娘」が、そこまで話題になっていないのだろうか。ネット上では、《そりゃそうだよ、日本競馬がベースのゲームなんだから…》《史実の競馬の物語性を忠実にストーリーに落とし込んでいるのがウケているのであって、日本の競馬に馴染みのない海外だと厳しい》《日本の競馬が海外で人気なんてあるのか?》といった指摘が飛び交っている。

たしかに「ウマ娘」に登場するキャラクターは、スペシャルウィークやトウカイテイオーなど、日本の競馬界で愛された名馬たちがモチーフ。そして元ネタの競走馬の史実をなぞった熱いストーリーが支持されており、アニメ版『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』でも度重なる骨折から復活したトウカイテイオーの物語が描かれていた。

しかし日本の名馬をモチーフとしたストーリーが、韓国でも同じように支持されるかは疑問。競馬文化はあるようだが、ダートコースが主流となっており、日本とは大きな違いがあるようだ。

ちなみに《ガチャゲーが流行るのは日本だけ》という意見もあるが、競技性の高いゲームが盛んな韓国においても、いわゆる“ガチャゲー”と呼ばれるジャンルは一定の需要がある。実際に韓国版の『Fate/Grand Order』がリリースされた際には、『App Store』の売上ランキングで2位になるほど話題になった。

ただ、アーサー王は全世界的に有名だが、オグリキャップを知っている海外のゲーマーは少ないだろう。そういった意味では韓国に限らず、「ウマ娘」の海外展開は難しいように思えるが、果たして…。

文=大上賢一

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Benzoix / PIXTA

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