『ソニック』新作ゲームにパクリ疑惑!「雰囲気がゼルダ」「ソニック版ゼルダBotW」

『ソニック』新作ゲームにパクリ疑惑!「雰囲気がゼルダ」「ソニック版ゼルダBotW」

『ソニック』新作ゲームにパクリ疑惑!「雰囲気がゼルダ」「ソニック版ゼルダBotW」 (C)PIXTA

12月10日、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズの新作『ソニックフロンティア』の情報が解禁された。YouTube上ではティザートレーラーも公開されたのだが、その内容をめぐって『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(BotW)との類似点を指摘する人が続出している。

「ソニックフロンティア」は2022年冬に発売される予定で、『PlayStation5』や『ニンテンドースイッチ』をはじめとした各種ハードで発売。セガを代表する人気タイトルの新作ということで、沸き立っているゲームファンも多いようだ。

ティザートレーラーを見るかぎり、その内容はシリーズとしては異例のオープンワールド風になる模様。大自然の中を駆け回るソニックが印象的なムービーとなっており、広大な草原や意味深な祠などが映されていた。

しかしこの“草原と祠”といういかにもな組み合わせで、「BotW」を思い出す人は少なくない。ネット上では、《ゼルダのコラかと思ってたけど本当にソニック新作だったのか》《完全に雰囲気がゼルダ》《思ったよりゼルダで草》《初見の印象がソニック版ゼルダBotWなんだけどどうなるだろうな》《もろゼルダBotWの影響受けてそう》といった声が。

また、『UPROXX』といった海外のWebメディアなどでも、「BotW」とさまざまな類似点があることが報じられていた。

「BotW」がオープンワールドゲームの教科書に?

「ソニックフロンティア」に限らず、これまでも「BotWのパクり」と批判されたゲームは数多く存在してきた。その最たる例として『原神』が挙げられるが、同ゲームは公式が「BotWへのリスペクト」を認めている。そんな「原神」が商業的に大成功したこともあって、“BotWライク”なゲーム性が、今やオープンワールドゲームの教科書のようになっているのかもしれない。

ちなみにパクりかどうかはともかくとして、「ソニックのオープンワールドゲーム」というコンセプトは、多くのゲームファンをワクワクさせているようだ。そもそもシリーズ第1作目の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が当時世界に与えた衝撃は、それまでの2Dゲームにはなかったスピード感。そんなソニックのスピード感を現代の技術で表現するなら、広大なフィールドを駆け回るオープンワールドゲームが最適なように思える。

とはいえ、《ソニックならもっと近未来な世界にしろよ》との声もあるように、“草原と祠”というテンプレが、ソニックの世界観とマッチしているかは疑問。これまでのシリーズのように現代的な世界観で、高層ビルやハイウェイを縦横無尽に駆け回るオープンワールドゲームでは駄目だったのだろうか…。

文=大上賢一

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