
『ワールドトリガー』24巻(葦原大介/集英社)
アニメ『ワールドトリガー 3rdシーズン』(テレビ朝日系)に登場する女性は、そろいもそろってしなやかな体型をしていることで有名。しかし12月18日深夜に放送された第11話『最終戦』では、そんなイメージを破壊する“暴君”サイズの新キャラが登場してしまったようだ。
※アニメ『ワールドトリガー』最新話の内容に触れています
今期の最終ランク戦を目前に控えた三雲修たち「玉狛第二」。修たちの前に立ちふさがるのは、二宮隊・生駒隊・弓場隊の3隊だ。試合の開始直前、それぞれの隊が作戦会議を実施していく。
弓場隊の隊長・弓場拓磨は雨取千佳を警戒しているようで、「一番どうしようもねえ展開は、雨取が爆撃(バク)りまくって手も足も出ねェパターンだ」と告げる。それを受けて、あらためて気を引き締める弓場隊のメンバーたち。最終的には弓場が体育会系のノリで気合を注入し、会議は終了する。その後、緊張のバトルが幕を開けた…。
【 #ワールドトリガー 3rdシーズン】
第11話「最終戦」は本日12月18日(土) 25:30から放送!ついに幕が切って落とされる最終戦。
本当に人が撃てるかどうかを見極める為、開始直後から二宮は千佳がいる方向に誘導炸裂弾による重爆撃を仕掛けてくる!
仲間の為、千佳は人を撃つ事が出来るのか!? pic.twitter.com/rPlZcIS93f— ワールドトリガー アニメ公式 毎週土曜深夜1:30より3rdシーズン放送中 (@Anime_W_Trigger) December 18, 2021
しかし弓場隊の会議シーンでは、思わぬノイズが視聴者の思考能力を奪うことに。オペレーターである“ののさん”こと藤丸ののが、とてつもない存在感を発揮していたのだ。彼女の胸部は、それほどまでに規格外のサイズとなっていた。
弓場隊オペレーター・ののさんの胸部に視線が集中!
藤丸はバストの大きさゆえ、制服を普通に着こなすのが難しいようで、上着の前は常時フルオープン。さらにその内側のワイシャツも、今にもはち切れそうな緊張感をたたえていた。あまりに衝撃的な光景に、ネット上では《ののさんデカくね? 何とは言わんが》《アニメでもやっぱりののさんはデカかった》《ののさんデッッッッッカ!》《シャツのボタンのパツパツ感やばない?》《第二ボタンが悲鳴をあげてる》《これが科学の力に頼らない胸か…》といった声が続出している。
藤丸は原作においても、豊満な体型として描かれている人物。コミックス21巻のカバー裏に付属しているキャラクター紹介によると、そのサイズはなんと驚異のIカップだという。もともと『ワートリ』世界にはスレンダーな体型の人物しかいなかったため、《作中の戦力バランスを一気に破壊した存在》と恐れられていた。
ちなみに作者の葦原大介は、豊満な女性キャラクターを描くのがあまり得意ではないとのこと。そのため、藤丸の胸部を表現するために、変形ツールで下描きの線を膨らませる新技術を編み出したらしい。このことを葦原は、“幾何学が生んだIカップ”と表現している。
そんな苦労を経たキャラクターが、アニメスタッフによって生き生きとした姿を手に入れることに。作者にとっても原作ファンにとっても、感動的な瞬間だったのではないだろうか。
文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ワールドトリガー』24巻(葦原大介/集英社)