『ホロライブ』VTuberは死神!? 次の“デスコラボ”は「いきなりステーキ」

『ホロライブ』VTuberは死神!? 次の“デスコラボ”は「いきなりステーキ」

『ホロライブ』VTuberは死神!? 次の“デスコラボ”は「いきなりステーキ」 (C)PIXTA

『ホロライブ』といえば、いまVTuber業界でもっとも勢いのあるグループ。さまざまな企業とのタイアップ企画も多く、大きな注目を集めている。しかしここ最近、“コラボしたコンテンツが次々に終了している”という不名誉なウワサが浮上しているようだ。

これまでの「ホロライブ」の軌跡を振り返ってみると、たとえば2019年にはソーシャルゲーム『暁のブレイカーズ』とのコラボイベントを実施。白上フブキをはじめとした人気VTuberが実装されたほか、フルボイスによるコラボストーリーなども展開された。しかしその翌年、2020年10月にサービス終了を迎えることに。

同じくコラボイベントを行ったタイトーの『ラクガキ キングダム』は、2021年11月にサービス終了。また『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』については、白上フブキと宝鐘マリンの声優起用が発表されていたが、実装前にサービス終了となってしまった。

さらに2021年7月にコラボした『テイルズ オブ クレストリア』は、2022年2月7日をもって終了することが明かされている。

こうした現象に対して、ネット上では《ホロライブとコラボしてるソシャゲ大体サ終してる気がする》《ホロライブがコラボしたアプリ、サ終になるの早いな》《ラクガキキングダムもサ終決まったしな。疫病神だよ》とネタにする声が飛び交っていた。

次なる“デスコラボ”の矛先となるのは?

コラボの対象となるのはソーシャルゲームばかりではなく、最近ではステーキ専門チェーン店『いきなり!ステーキ』とのタイアップが決定した。同コラボは、「ホロライブ」に所属する猫又おかゆがコラボメニューを監修するというもの。2022年1月10日から「いきなり!ステーキ」末広町店で開催され、コラボメニューのほかにもグッズの受注販売などが予定されているという。

しかし、もともと「いきなり!ステーキ」は閉店ラッシュなどもあり、業績不振が話題の真っ只中。同店にトドメを刺す“デスコラボ”になってしまうのでは…と心配する人もいるようで、《コラボ期間は売れるかもしれないけど、客が定着するとは思えん》《これで潰れたらホロライブのせいにされそう》《終わりの始まり》《いきなりステーキも最後の止め刺しに来たか》と騒がれている。

もちろん、実際にはいずれも「ホロライブとコラボしたから潰れた」のではなく、「潰れかけだから再起をかけてホロライブとコラボした」のが実情だろう。ネット上では《いい加減死にかけの企業やらIPがホロに助け求めてくんのやめろ》との意見も見かけるが、「ホロライブ」はVTuber業界ナンバー1と言っても過言ではない知名度。彼女たちの集客力を利用して、起死回生を狙おうとする企業が多いのではないだろうか。

いくら「ホロライブ」に知名度があっても、コラボで得られる集客力は一時的なもの。結局はユーザーを定着させなければ意味がないので、「いきなり!ステーキ」の今後がますます心配になるばかりだ。

文=大上賢一

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master1305 / PIXTA

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