
『進撃の巨人』1巻(諫山創/講談社)
世界中で注目を集める人気シリーズの完結編『進撃の巨人 The Final Season Part 2』(NHK)が、ついに放送スタート。1月9日深夜に放送された第76話『断罪』では、はやくも凄惨な戦いが幕を開けた。そんな中、視聴者の間ではとある“萌えキャラ”に癒しを見出す人が続出しているようだ。
※アニメ『進撃の巨人』最新話の内容に触れています
前シーズンの最終話にて、“鎧の巨人”ライナーと対峙した主人公・エレン。共に「調査兵団」104期生として汗を流した2人だったが、さまざまな因縁の結果、命がけで戦うこととなった。
エレン率いるイェーガー派は、パラディ島の「調査兵団」を中心としたメンバー。世界を「始祖の巨人」の力によって蹂躙する「地ならし」を目的としているようだ。それに対してライナー属するマーレ軍の兵士たちは、現在「地ならし」の阻止を第一目標として戦闘中。
ライナーだけでなく、“顎の巨人”ポルコ・ガリアードの力や近代的な兵器などをフル活用。圧倒的な力を持つ「始祖の巨人」に対抗していく…。
【このあと第76話放送!】
このあと24時5分よりNHK総合にて第76話「断罪」放送です!
※放送日時は変更になる可能性がございます▽あらすじはこちらhttps://t.co/fhSC5NF9wi#shingeki pic.twitter.com/gLKEXkcc2o
— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) January 9, 2022
グロ描写から逃れる視聴者たち…
これまで描かれてきた善悪の構図がひっくり返り、かつて「調査兵団」の仲間だった者たちが疑心暗鬼に駆られる展開。近代的な兵器が参戦したこともあり、戦場では凄惨な光景が繰り広げられている。
そんな現実から目を背けるためか、視聴者の中には“萌え”に救いを見出す人も。彼らの女神となっているのが、“車力の巨人”の力をもつピーク・フィンガーだ。
ピークは普段から気だるげな様子で、作中でも屈指のかわいらしいビジュアルをもつ女性。今回は巨人に変身する際、ガビと共にギャグめいたやりとりを繰り広げており、なおさらキュートな印象を加速させていた。
その魅力に魅入られた人々からは、《ピークかわいいよピーク》《ピークちゃんの手首もげるところの反応かわいい》《録画してたの見たけどピークかわいすぎ。マーレ軍の中でもトップクラスに頭切れて、巨人の使い方も上手くて、かわいいとか最高やんけ》《今日の残酷な戦争の描写の中で、とんでもない癒しだった。一緒に見てた父親も和んでた》といった声が上がっている。
とはいえ、物語としての状況はますます過酷になるばかり。もしかすると「ピークちゃんかわいい」という声は、現実逃避する者たちの心の叫びなのかもしれない…。
文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『進撃の巨人』1巻(諫山創/講談社)