アニメ『進撃の巨人』新OPに賛否!「リンホラ」を諦めきれない日本のファンたち

アニメ『進撃の巨人』新OPに賛否!「リンホラ」を諦めきれない日本のファンたち

アニメ『進撃の巨人』新OPに賛否!「リンホラ」を諦めきれない日本のファンたち (C)PIXTA

大人気漫画の最終章をアニメ化した『進撃の巨人 The Final Season Part 2』(NHK)が、ついに1月9日深夜から放送開始。ファンの間ではオープニング曲に注目が集まっていたが、その反応は真っ二つに分かれているようだ。

アニメのオープニングに使用されているのは、日本のレゲエパンクバンド・SiMによる『The Rumbling』という曲。デスボイス混じりのラウドロック調の楽曲となっている。YouTubeに公式のオープニング動画も投稿されており、1月10日の公開からわずか4日で1400万再生を突破。大成功と言える数字を叩き出していた。

しかし日本のコアな「進撃の巨人」ファンからは、“期待ハズレ”といった声も。どうやら“リンホラ”こと『Linked Horizon』の楽曲を熱望する人が多かったようで、《最後なのにリンホラ使わないとかセンスがなさすぎる》《ファンなのでリンホラ聴きたかった…》《進撃あってのリンホラ、リンホラあっての進撃みたいなもんだから》などと不満が漏れているのだ。

それもそのはず、「Linked Horizon」はアニメ1期前半の『紅蓮の弓矢』を筆頭として、『自由の翼』や『心臓を捧げよ!』、『憧憬と屍の道』などといくどもオープニング曲を担当してきた。実に6つ存在するオープニング曲のうち、4つが同ユニットの担当曲だ。

第4期でアニメ制作会社がMAPPAに移ってからは「Linked Horizon」が採用されていないが、そんな事情はファンにとっては関係ないだろう。物語を締めくくるオープニングとして、「帰ってきてほしかった」という意見もうなずける。

海外向けを想定したオープニングだった?

その一方、新オープニング曲は海外ファンから絶大な支持を集めている。公式動画のコメント欄には、4万件以上の書き込みが殺到しているのだが、そのほとんどが英語。《なんて傑作…このオープニングに恋をした!》《完璧なオープニング曲》《美しい、あまりに美しい、これは、これは…完璧です》と絶賛を集めている。

それでは、なぜ「The Rumbling」はこれほどまでに海外ファンから称賛されているのだろうか。理由としては、海外のロックシーンで長年人気のラウドロックを採用しており、歌詞もすべて英語になっていることが大きいだろう。

ただそれだけではなく、歌詞の内容もポイントだ。よく読んでみると、「The Final Season」の肝となるシーンをモチーフにしていることがわかる。海外の原作ファンたちは内容まで理解した上で、同楽曲に興奮しているのだ。

他方で、「Linked Horizon」の楽曲は大部分が日本語歌詞で、まさに「アニソン」を体現したような熱い曲調。国内のアニメファンは盛り上がるだろうが、海外向けのマーケティングを考えるなら、適役とは言い難いのかもしれない。

ともあれ作品を象徴するオープニング曲は、特大のビジネスチャンスでもある。グローバルに展開したい“大人の事情”も垣間見えるが、ファンの声も大事にしてもらいたいものだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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