「ジャンプ+」の怪作『タコピーの原罪』が話題に!『アビス』『一歩』の作者も大注目

「ジャンプ+」の怪作『タコピーの原罪』が話題に!『アビス』『一歩』の作者も大注目

「ジャンプ+」の怪作『タコピーの原罪』が話題に!『アビス』『一歩』の作者も大注目 (C)PIXTA

昨年12月から、集英社の漫画アプリ『ジャンプ+』にて『タコピーの原罪』という異色作の連載が始まった。ほのぼのとしたポップな絵柄に、人の気分を害するほどのグロテスクな展開…。そのギャップが生み出す破壊力により、大きな反響を巻き起こしている。

※グロテスクな作品が苦手な方は閲覧しないでください

「タコピーの原罪」は、『ドラえもん』を思わせるようなSF仕立ての作品。ハッピー星からやってきた宇宙人のタコピーが、小学生の女の子・しずかと出会うところからストーリーが始まる。

タコピーは中身も見た目もゆるキャラ風で、語尾に「ピ」を付けてしゃべるのが特徴。子どものように無垢で、地球や人間社会のルールをまったく理解していない。それでもしずかを幸せにするため、「ハッピー道具」によって奮闘していく。

だが、しずかを取り巻く環境はまさに地獄。家庭ではネグレクトされており、学校では壮絶なイジメのターゲットになっている。飼い犬だけが唯一の友達で、世界にただ1人孤独に生きている状態だ。

心と身体の両方から暴力を加えられ、ボロボロになっていくしずかの姿はあまりに凄惨。しかしタコピーは人間ではないため、まったく事情を理解できず、的外れなサポートをしようとする。そして第1話から、度肝を抜かれるような“結末”に…。

残酷漫画の大御所もタコピーに注目!?

あまりに残酷だからこそ、多くの読者たちはその先に待ち受けている展開が気になってしまうようだ。ネット上では《救いがなくてとても良い。逃れえぬ破滅に緩やかに下降していく感じが非常に良い》《タコピーの原罪めっちゃ面白いけど、人によっては読んだら鬱になるかもだからオススメはできない、めっちゃ面白いけど》《作中の悪意でつらくなり、善意でもつらくなり、読者コメ欄でもつらくなる…すげぇ漫画だっピ》といった声が上がっている。

ちなみに同作は一般読者だけでなく、プロの漫画家をも唸らせているようだ。とくに顕著な反応を示しているのが、キャラクターを精神的・肉体的に苦しめることに特化した“残酷漫画”系の作家たち。『メイドインアビス』の作者・つくしあきひとや、成年向け漫画家のクジラックスなどがツイッター上で言及していた。

さらに、ボクシング漫画『はじめの一歩』の作者として知られる森川ジョージもファンになった様子。過去には「メイドインアビス」にハマったことを告白していたが、次なる“沼”を見つけたのかもしれない。

タコピーたちの歩む先には、一体どんな未来が待ち受けているのか。メンタルが弱っている時を避け、しっかりと心構えした上で読んでみてほしい。

文=野木

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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