『Dr.STONE』225話“4人目の宇宙飛行士”に賛否「全部意味なくなるじゃん…」

『Dr.STONE』225話“4人目の宇宙飛行士”に賛否「全部意味なくなるじゃん…」

『Dr.STONE』23巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

科学ファンタジー漫画『Dr.STONE』の第225話『DOCKING』が、1月17日発売の『週刊少年ジャンプ』7号に掲載された。3人の宇宙飛行士が宇宙へと飛び立ったが、そこで意外にも“4人目のメンバー”が乱入したことで物議を醸しているようだ。

※『Dr.STONE』最新話の内容に触れています

無事に宇宙へ到達した石神千空、コハク、スタンリー。それもつかの間、次は合計5台の宇宙船をドッキングする仕事が待っていた。だがその最中にトラブルが発生し、電気系統に異常が生じていたことが分かる。

どうやら髪の毛が配電回路に付着していたことで、通電が阻害されていた模様。無線通信が聞こえなくなった後、ドッキングに必要不可欠な「船外を映すカメラ」も故障してしまう。

カメラの映像が途絶えた状態で、最後のパーツとなる4号機が到着。どう考えても絶望的な状況だったが、そこで“奇跡”が起きる。実は4号機には七海龍水がこっそり乗り込んでおり、力業でドッキングを成功させるのだ…。

龍水はもともと、誰よりも宇宙行きを強く望んでいた。しかし自分より優れたパイロットであるスタンリーに、泣く泣くそのポジションを譲った…というのがここ数話の展開だ。それにもかかわらず、龍水が電撃参戦を果たしたことで、意表を突かれる読者が続出している。

感動シーンが台無し? 龍水参戦に否定的な声も

あれほど宇宙行きを熱望していた龍水がその夢を叶えたことで、ファンたちは感動を禁じ得ない様子。SNSなどでは《良かったね、宇宙に行けて…。もう近所のおばさんの気分だよ…》《龍水が来てくれて本当によかった。フランソワやSAIの表情もよかったな…!》《七海龍水、世界最高の男。早く全宇宙をお前のものにしてくれ》と歓喜の声が上がっている。

だが、そんな声をよそに、龍水の宇宙行きに納得できない読者もいるようだ。《この調子で宇宙メンバーが増えると緊迫感が減るし、さすがに選抜テストは何だったんだとなってしまう》《龍水が涙を飲んだ展開も司がコハクに託した理由も全部意味なくなるじゃないか…》など、これまでの展開が台無しだと指摘されている。

そもそも宇宙行きのメンバーは、ロケットの積載量を最小限にするため少数精鋭に絞られていた。「霊長類最強の高校生」こと獅子王司も、体重の重さから宇宙行きを辞退し、コハクに席を譲った経緯がある。そうした展開を経た上で、あっさりと前提が覆されたことで、モヤモヤとした感情が湧いているのだろう。

もちろん、龍水はリスクを承知でロケットへと飛び乗ったはず。彼が来たことで、ピンチを脱することができたのも事実だ。この先も有能なところを見せつけて、読者の懸念を拭い去ってくれることに期待しよう。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『Dr.STONE』23巻(作画:Boichi、原作:稲垣理一郎/集英社)

◆過去の「Dr.STONE」レビューはこちら

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