アニメ『ハコヅメ』第3話に感動の声! 憎たらしい“万引き老女”になぜか共感…

アニメ『ハコヅメ』第3話に感動の声! 憎たらしい“万引き老女”になぜか共感…

アニメ『ハコヅメ』第3話に感動の声! 憎たらしい“万引き老女”になぜか共感… (C)PIXTA

警察官のリアルな日常を描いたアニメ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(TOKYO MXほか)の第3話『エース登場』『遺体は語る』が、1月19日深夜に放送。万引き常習犯の老婆をめぐるストーリーが描かれたのだが、巧みなシナリオに翻弄される視聴者が続出している。

※アニメ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』最新話の内容に触れています

今回のエピソードでは、現刑事課のエース・源誠二が登場。万引き犯の老女の対応に呼び出された川合と藤は、彼女が源を“指名”していることを知る。彼女はかつて万引きを行った際に優しくされ、また会いたくなったという。

老女は「歳をとった女は誰にも相手にされなくなる」などと持論を振りかざし、対処に困る川合。しかしそこに、源が老女の家族を引き連れて登場した。源はたぐいまれなる“人たらし”の能力を発揮し、孫の言葉によって老女は心を改めるのだった。

当初、老女は捕まったにもかかわらず、どこまでも憎たらしい態度をとっていた。親身になって接する川合たちにも、「ブス」などと酷い言葉をかけており、まさに印象は最悪。万引きという行為も相まって、視聴者からは《みっともなさすぎるんだよなぁ》《孫にまで迷惑かけちゃあかんよ》《迷惑なばあちゃんだな》などと冷たい反応が上がっていた。

蔑視から理解へと変わる視聴者たちの心

しかし老女の半生が明かされると、視聴者たちの中には感情を揺さぶられた人もいたようだ。かつて彼女は主婦として、家族のために食事を作っていたそう。しかし子どもが巣立ち、夫に先立たれたことで、1人で食事を摂るように。そうなると自分のために料理を作るのが面倒くさくなり、惣菜を買うようになったという。

その後は惣菜をレジに通すのも面倒になり、ついバッグに入れたまま店外へ…。もちろん万引きは犯罪だが、その背景にはあまりにも切ない人生の成り行きがあった。

こうした描写に対して、ネット上では《これ、わかる…自分のためにやるって結構気力いるのよね》《一人暮らしになると生活そのものが適当になるよな…》《俺も毎日こんな生活だわ…万引きはダメだけど気持ちはわかる》と同情の声が上がっている。

また、孫の言葉によって動かされる老女の心情も、涙を誘うところ。イケメン警察官に夢中になっているように見えて、その心の奥底には家族の愛情に飢えている一面があったのだろう。

犯罪者をただ罰するのではなく、罪を犯した原因を取り除くというストーリーは、警察ものでもあまり見られない。今後も「ハコヅメ」ならではの展開に期待したいところだ。

文=Tら

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Benzoix / PIXTA

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