ネトフリ新作『新聞記者』に“一部界隈”大盛り上がり!「涙と怒りと鳥肌が止まらない」

ネトフリ新作『新聞記者』に“一部界隈”大盛り上がり!「涙と怒りと鳥肌が止まらない」

ネトフリ新作『新聞記者』に“一部界隈”大盛り上がり!「涙と怒りと鳥肌が止まらない」  (C)PIXTA

1月13日から、動画ストリーミングサービス『Netflix』で公開されている新作ドラマ『新聞記者』。いわゆる森友学園問題や公文書改ざん事件をモチーフとした作品だが、生々しく描き出された“政権の闇”にどよめきの声が上がっている。

同ドラマの主な主題となっているのは、2017年2月から報じられた森友学園問題。国有地が学校法人「森友学園」に破格の値段で売却されており、安倍政権および関係者の汚職が疑われることになった騒動だ。

同ドラマはあくまで“フィクション”とされているが、作中で描かれているのはまるで実際に起こった出来事そのもの。権力に屈さず真実を追求する新聞記者を米倉涼子、若手エリート官僚を綾野剛が演じている他、横浜流星やユースケ・サンタマリア、佐野史郎などの豪華俳優が脇を固めている。

ドラマは全6話で、第1話から現実の国会で行われていた答弁を再現。当時の安倍首相が放った《私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい》という黒歴史的な発言が、そのままセリフとして引用されていた。

再現度の高さに絶賛の声

同ドラマは公開から1月17日まで、国内の「今日の総合TOP10」において1位をキープするほどの話題作に。国内外問わず、ネット上での評価も上々で、《モロに森友。映画よりもさらに突っ込んだ内容でした!》《涙と怒りと鳥肌が止まらない。この事件は風化させてはいけないね》《文章を改ざんしろとは言わず、答弁通りに文書を直す必要がある、と言う…。あまりに卑怯で実際はもっとひどいんだろうなと思った》《このドラマをきっかけに、森友学園問題に興味を持った人は多いんじゃないかな》といった声が続出している。

辛口映画評論家として有名な町山智浩も、一気見したことを告白。自身のツイッター上で、《こんなひどいことが現実で、いや、現実はもっと悪くて、誰も裁かれてないなんて。1億円認諾の後でこのラストを観ると胸を締め付けられる》と作品を評価していた。

登場人物は“架空の人物”とされているものの、あまりにリアリティーがあるため、ドキュメンタリーに近い印象。その一方で、全6話を通して肝心の首相とその妻は一切出てこないのだが、それも1つの演出効果を生んでいる。

音声のみで事件にかかわる首相と、真実を突き止めようとする新聞記者、そして言いなりになるしかない官僚たち…。ホラーのような構図によって、一種の緊迫感を生み出していると言えるだろう。

モリカケ問題や公文書改ざんの問題は解決されていない部分も多いが、現実ではあたかも「古い話題」のように扱われつつある。同作については、一部の思想を持った人だけが称賛するのではなく、違った思想を持った多くの人たちが観る作品になってほしいものだ。フィクションの力によって〝本当に届いてほしい層〟に届き、あらためて問題の本質が顧みられることを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

gladkov / PIXTA

【あわせて読みたい】