
『呪術廻戦』18巻(芥見下々/集英社)
人気漫画『呪術廻戦』の第172話『東京第1結界(12)』が、1月24日発売の『週刊少年ジャンプ』8号に掲載された。そこで伏黒恵にまつわる新事実が発覚し、ファンたちをどよめかせてしまったようだ。
※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています
レジィとの戦闘中、伏黒は領域展開『嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)』の弱点を見抜かれてしまう。実は影に格納された物の重さが、自身にのしかかる仕組みだったのだ。そして伏黒はレジィの術式により、車3台分、約2.4トンの負荷をかけられた。
伏黒は呪力で体を強化することで何とかしのぐが、レジィはさらに家一軒を出現させて追い打ちをかける。しかし、ギリギリで領域を解除したことで仕切り直しに。手札が減った2人の戦いは、肉弾戦に移行する…。
注目すべきは、冒頭で描かれた“重さ”にまつわる説明。伏黒の体重を「60kg」とした場合、重力加速度に換算すると最大40Gの負荷がかかっていた…と明かされている。「60kgとすると」という仮定の書き方ではあるものの、メタ視点のナレーションによる説明なので、おそらくほぼ正しい数値なのだろう。
伏黒の体重は軽すぎる!? 虎杖と比べると…
さらっと明かされた伏黒の体重だが、ファンたちはその数字に目を疑ったようだ。ネット上では《伏黒恵体重60kg!? 分かってたけどもっと肉食えや!》《軽すぎん? もっと飯食え 筋トレしろ》《伏黒恵…シンデレラ体重か…?》《伏黒君の体重がわしより軽いと証明されてしまったな…》《体重約60kgに謎のトキメキを覚えて倒れた》と驚きの声が上がっている。
漫画やアニメなどのキャラクターは、時に現実離れした痩せぎすの体重でファンを驚かせがち。だが「呪術廻戦」においてはその限りではなく、主人公・虎杖悠仁は身長173cmの体重80kg。しかも体脂肪率は1桁という筋肉質な体型だという。
それに対して、コミックス第1巻によると伏黒の身長は約175cm。虎杖とわずかな身長差しかないものの、体重は約20kgも離れているため、彼の華奢さがよくわかる。
ネット上には伏黒の体型に近い芸能人として、『嵐』相葉雅紀などが挙げられており、《芸能人でいうと相葉雅紀と同じぐらいなんだけど、どっちも筋肉あるのに薄くて細い。恵が現実にいたら雅紀みたいな身体か…》《伏黒恵は相葉雅紀だった…?》《本当に相葉くんって二次元のキャラクターのスタイルしてるよなーと実感》《伏黒の体型がほぼ相葉くんと同じなのときめいた…愛すしかなくない?》と盛り上がりをみせている。
ちなみに身長175cm の標準体重を調べてみると、BMI22で67.4kgほどとされている模様。一般人と比べてもかなり軽いことは明らかだ。
逆に言えば、そんな体型でレジィが繰り出した車3台分の重さを支えたということなので、呪術師としての力量はかなりのもの。健康が心配になるため、もう少し体重を増やしてほしい気もするが…。
文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』18巻(芥見下々/集英社)