アニメ『進撃の巨人』78話エレンが“存在しない”記憶を…アニオリの小ネタに大盛り上がり

アニメ『進撃の巨人』78話エレンが“存在しない”記憶を…アニオリの小ネタに大盛り上がり

『進撃の巨人』34巻(諫山創/講談社)

大人気アニメ『進撃の巨人 The Final Season Part 2』(NHK)の最新話となる第78話『兄と弟』が、1月23日深夜に放送された。エレンをめぐって怒涛のような展開が繰り広げられる中、アニメスタッフによって仕込まれた意外な小ネタが大きな話題を呼んでいる。

※アニメ『進撃の巨人』最新話の内容に触れています

「始祖の巨人」の力をもつエレンと、王家の血を引く巨人であるジークが接触することでたどり着けるという、全巨人の力の源“座標”。イェーガー派がその力によって世界を蹂躙しようとする一方、マーレ軍はそれを阻止するために激しい抵抗を試みていた。

しかし「獣の巨人」の能力により、戦場の兵士たちは次々と知性のない「無垢の巨人」に変身させられることに。「鎧の巨人」ライナーと取っ組み合っていたエレンは、動揺したライナーの隙をつき巨人化を解除。生身の状態で、ジークとの接触を試みる。

そんなエレンを狙うのは、少女兵・ガビ。彼女の撃った弾丸は見事にエレンの首を落とす。しかし、落下していく頭部にジークが触れた瞬間、エレンの意識は別の世界に飛ばされるのだった。

エレンが“座標”の世界に飛ばされるシーンでは、自身の走馬灯だけでなく、他の巨人が見た光景までヴィジョンとなって流れ込んでいた様子。きわめて神秘的なシーンなのだが、そのヴィジョンに一瞬だけ「サウナ」シーンが紛れ込んでいた。

存在しないはずの“サウナの記憶”

問題のカットでは、上半身裸になったライナーがサウナ室でどっしりと構えている姿が描かれており、なんともシュール。シリアスな展開とのギャップもあり、視聴者たちに大きな衝撃を与えたようだ。

SNS上では、《アニオリでサウナまで入れてきてて笑った》《記憶の描写が凄すぎる…って感動してたらライナーがサウナ入ってて草》《突如制作スタッフと視聴者の脳内に溢れ出した存在しないサウナの記憶》《シリアスシーンにサウナ挟み込まれてどんな感情で見たらいいか分からないw》といった歓喜の声が巻き起こっていた。

なおサウナの映像は、単行本に収録されているおまけ漫画『進撃のスクールカースト』のワンシーン。原作でもこの場面ではおまけ漫画のコマが紛れ込んでいたものの、サウナシーンがチョイスされているのはアニメオリジナルの展開だ。

また、視聴者の中には「なぜサウナ?」と気になる人もいるようだが、実は原作者の諫山創は無類のサウナ好きとして有名。エレンたちがサウナをたしなむイラストが『別冊少年マガジン』の表紙を飾ったり、いつか自前のサウナをオープンする夢を語ったりと、隙あらばサウナ愛をアピールしてきた。

今回の“サウナの記憶”のヴィジョンは、そんな作者のサウナ好きを知っていたアニメスタッフの遊び心かもしれない。

最終章に入り、心を締め付けられるような展開が続くばかり。小ネタでつらい心をリセットしつつ、本筋を見守っていこう。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『進撃の巨人』34巻(諫山創/講談社)

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