新アニメ『着せ恋』の“二次創作”に危機感! アニオタとイナゴ絵師が対立…

新アニメ『着せ恋』の“二次創作”に危機感! アニオタとイナゴ絵師が対立…

新アニメ『着せ恋』の“二次創作”に危機感! アニオタとイナゴ絵師が対立… (C)PIXTA

2022年1月から、コスプレをテーマにしたラブコメアニメ『その着せ替え人形は恋をする』(TOKYO MXほか)が放送スタート。早くも今期の覇権を争うほどの人気作となっているが、それを支えるファン層に懐疑的な視線を向ける人もいるようだ。

同作の主人公は、雛人形職人を目指す男子高校生・五条新菜。学校で雛人形の衣装を作っていたところ、コスプレに憧れる同級生のギャル・喜多川海夢(まりん)と出会う。手先が不器用な海夢は新菜にコスプレ衣装を依頼し、2人の運命が動き始める。

ヒロインの海夢は金髪にピアスという派手な外見で、天真爛漫な性格。読者モデルとしての顔もあり、クラスの人気者だ。しかし意外なことに、その趣味はアニメやゲーム・漫画。内気な新菜にも分け隔てなく接する、いわゆる“オタクに優しいギャル”に近い。画面の前のオタクたちが虜になってしまうのも当然だろう。

“消費”される『着せ恋』に危機感…

SNS上では国内外問わず、海夢の二次創作が爆増しており、圧倒的な支持を獲得していることが分かる。ただ、プロポーションの良い海夢の露出が見どころとなっているため、二次創作でも際どいイラストが多めの印象だ。

中には海夢のセクシーさだけを強調している創作もあるため、本当にキャラクターへの愛情があるのか不信感を抱く“本物”のオタクも少なくない。

安易な二次創作が増殖している状況について、《喜多川海夢の絵をこぞって描いてるイナゴ絵描きどもが、めちゃくちゃきしょくわるい》《イナゴが一斉に喜多川海夢書いてておもろい。1人でもアニメ見たりストーリー知ってたりするのかね》《絵師がここぞとばかりに海夢の絵描いてフォロワー増やそうとしてんの、イナゴ臭全開で好きよ》といった揶揄が飛び交っている。

ここで「イナゴ」と表現されているのは、流行しているアニメや漫画などに飛びつき、ブームが終わるやいなや即座に別の作品へと移行する人々のこと。原作とキャラの性格が違っていたり、口調が間違っていたりと、リスペクトに欠ける二次創作が生まれることもあり、コアなオタクには忌避されがちな存在だ。

もしイナゴ層に支えられているだけなら、「その着せ替え人形は恋をする」のブームが一過性で終わってしまう可能性も。しっかりとキャラクターを愛してくれるファンが増えるとよいのだが…。

文=野木

【画像】

Benzoix / PIXTA

【あわせて読みたい】