谷原章介、元俳優の容疑者・若山耀人を「若林君」。「天然の暴走」「容疑者を君付けしてしまう倫理観に首を傾げる」

元放送作家の長谷川良品氏は5月5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。俳優・谷原章介の発言について私見を交えて分析した。

栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、容疑者の1人に元・人気子役の俳優が含まれていたことが判明。『めざまし8』でメインキャスターを務める谷原章介の事件への発言について、長谷川氏は「暴走」「利益相反の危険」と、テレビマン視点で考察。

【関連】出川哲朗「充電の旅」で付近の女性から怒声!長谷川良品氏が語る、過激化する旅ロケバラエティの行き着く先は? ほか

元・俳優の若山耀人(きらと)容疑者が逮捕された5月1日、めざまし8で谷原は「どういう方なのかというのは、僕は存じ上げないので分からないのですが」と発言。これに対しXでは「いやいや大河ドラマで共演しているだろ」「まさか都合の悪い人間関係はなかったことにするつもりなのか」など批判が殺到したことについて、長谷川氏は「(5月1日時点の情報には不備もあったため)元俳優というくらいの情報でさすがにこれで攻め立てるのは忍びない」と、静観していたと述べた。

ところが翌5月2日、同番組で谷原は「私と共演経験のある元俳優の」と一転して共演を強調する形でコメント。その後も谷原はやたらと若山容疑者との親密ぶりのアピールは続き、遂には容疑者を「若山君」と君付けで連呼。これに長谷川は「いくら親密ぶりをアピールしたいからといって、こともあろうか容疑者のことを“若山君”などと君付けしてしまうのはいかがなものでしょうか」と疑問を呈した。

番組内で若山容疑者の人となりを尋ねられた谷原は「若林君は」と、名前を間違えてコメント。さらにその後も「若林君」を連呼した谷原は、局アナから「若山容疑者です」と訂正を入れられた。

これに長谷川氏は「若山容疑者のことを“若山君”と君付けした挙句、さらに“若林君”と名前を間違ってしまい、定着させてしまう」「これは天然の暴走としかいえません」といい、続けて「やはり容疑者を“君付け”してしまうという倫理観には首を傾げてしまう」と、私見を交えて鋭く指摘していた。

参考:YouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』

【あわせて読みたい】