オタク激怒!『ナニコレ珍百景』コスプレおじさん晒しに「侮辱をやめろ」

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世界に誇る日本のアニメを愛するオタクが、2月27日放送の『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)にマジギレしているようだ。

今回、番組は「謎の人物を突撃調査スペシャル」と題し、全国のナゾ有名人を大調査していった。序盤には公園に弁当をデリバリーする店員が、ヒーローもののコスプレで届けるというユニークなサービスを紹介する。

取材すると、この配達員はミカンの妖精・オレンジャーで、地元を盛り上げるため、物産展から公園に弁当を届けているのだという。

終盤には、MCの『ネプチューン』名倉潤が目黒区で見かけたという〝コスプレしてジョギングしている人〟の情報を頼りに、現地で張り込み調査を実施。すると調査4日目、スタッフは名倉が言っていたコスプレランナーの男性に遭遇し、取材をすると『ラブライブ!』のコスプレであることが発覚する。

いわく、男性は学生時代にコスプレにハマって以降、プライベートでよく着用するとのこと。仕事では普通の格好だが、普段も食事に行く際はコスプレし、現在はこの格好で東京マラソンを走ることを目標に練習していると明かした。

オタクはIKKOに拍手喝采も矛盾が…

一風変わった人物を取材し、地元の宣伝や夢を応援するという、テレビとしてはありがちな放送となったこのシーン。しかし、オタクは〝憎きマスゴミ〟が悪意を持っていると勘違いしたらしく、これに烈火の如くキレ散らかすこととなる。ネット上には

《女装やコスプレなんか今時そんな珍しいもんでもないし、違反や問題行動起こしてないなら放っといてやれよ》
《いざ自分も出会ったら二度見する思うで。そうやってテレビで笑い物のようにするからアカンのよ》
《コスプレしてる人を笑いものにするナニコレ珍百景はクソ番組》
《ナニコレ珍百景はジェンダーバイアスによる侮辱をやめろ》
《どんな格好して歩いてても人に迷惑掛けてない》
《ヤラセのクソ番組さっさと終われ》
《コスプレしてる人を笑いものにするナニコレ珍百景はクソ番組!》

などと非難が。番組に対し、怒りの声が向けられることとなった。

「ゲストのIKKOはこれを『珍』に認定せず、その理由を『押しちゃいけない』『これは(ランナーの)幸せの一つだから、これを珍しいとしちゃいけない。そしたら私も珍しいし』と話し、番組を叩いている人々から拍手喝采を浴びました。しかし、序盤のレンジャーに対しては『もうちょっとパフォーマンスするとか…』と、単に〝コスプレを活かしきれていない〟との理由でダメ出しもしている。オタクは称賛しましたが、所詮はIKKOも偏見を捨てきれていませんね」(週刊誌記者)

オタクの被害者意識と面倒臭さは、彼ら彼女らがやたらと敵対視しているフェミニストやポリコレの構造にソックリだと思えるが…。

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