安住紳一郎　（C）まいじつ　

7月4日放送の朝の情報番組『THE TIME,』（TBS系）で、通信障害が続いている『KDDI』について取り上げたが、その内容に視聴者からブーイングが起きている。

「KDDI」は、auの携帯電話などの大規模な通信障害について、4日午前7時の段階で「（データ通信は）おおむね回復した」と発表。しかし、音声通話については、通信量を制限していることが原因で利用しづらい状況になっていると伝えた。

番組司会の安住紳一郎アナウンサーは「スマートフォンがなければ何もできないという現代社会が浮き彫りになっていますね。皆さんは1日どれくらい使いますか？」と切り出し、スマホの使用時間が分かるスクリーンタイムを年代別に紹介。自身は1日約8時間使用していたこともあるといい、困惑の表情を見せた。

続けて、武蔵境駅からauの携帯電話を使用し、篠原梨菜アナウンサーがスタジオにいる安住アナの元へ電話をかけ、通信テストをする様子が放送された。

通信障害中にテスト通話を決行し…

結局のところ、電話が繋がらないことが実証されたが、ネット上では

《The Timeがau煽りまくってる》
《リアルタイムでこういう状況だと伝えることは大事だと思うけど、無駄にauが繋がるかどうかのお試し発信するのはかえってリソース減らすことになるからやめてほしい》
《お試し通信やめて。こんなんして、通信障害を助長してることに気がついてないの？》
《au繋がらないテストするなら他にもっとやることあるだろうに》
《ネット接続はできるけどスタジオに電話をかけてみても繋がらないみたいだけどこの尺ムダだよね》

などのブーイングが上がっている。

「『KDDI』は通信障害について、4日の午後4時時点では全国でほぼ回復したと発表しています。統計では約3915万の利用者に影響した可能性があったようですね。連絡を取ろうにも固定電話や公衆電話がないなどの問題から、一時は『au』ショップに困惑したユーザーが殺到するなど、大混乱の状況になっていました。そんな中、短時間ではあるものの、復旧の目途が立っていないにもかかわらず、同番組が通信障害を促進させるような行動を取っていたことを不満に思った視聴者もいたようです」（テレビ誌ライター）

同番組は、以前にも〝ルーブル下落〟について、検索すれば解決する問題だったものの、SNSで情報提供を依頼し、ツイッター民に皮肉をぶつけられていた。

こうした的外れな言動が視聴者離れを加速させる要因になると思うのだが…。