人気コンビが有利!? お笑い賞レース『THE SECOND』一般人審査に芸人の不満爆発

小宮浩信 

小宮浩信 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

不仲で知られるお笑いコンビ『流れ星☆』のツッコミ・たきうえのツイートが、お笑いファンの間で物議を醸している。

引き金となったのは、4月29日に発表されたお笑いコンテスト『THE SECOND~漫才トーナメント~』の予選結果だった。

この日は16組に絞られた出場者が1対1で戦う「ノックアウトステージ16→8」が行われ、会場の一般審査員100人が持ち点3点の300点満点で審査。その結果、「流れ星☆」は『三四郎』に破れてしまい、ベスト8進出を逃した。

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すると翌日、たきうえは《三四郎のネタは面白かったけど賛否両論あって然るべきネタなのに会場は『賛』しか無かったのが異常で怖かった。審査員の割合をお笑いマニア3、一般観覧客7位にすれば『一般的な世間の声』な感じになると思うんだけどな。ザセカンドさん是非御一考を》とツイート。

自身の実力を棚に上げながら、観客の審査が悪いと責任転嫁した。

「こういう人格にだけはなったらダメ」

自身の非を認めない発言に、お笑いファンからは厳しい声が殺到。

《これちょっと良くない発言なのでは…》《流れ星のネタで笑いづらくなるから、こんなこと言うのやめてくれ》《観客に合わせてきた三四郎が上手かったと思います》《こういう人格にだけはなったらダメだと勉強になった》などと炎上ツイートと化した。

「『流れ星』は、人間性がどちらもヤバいとたびたび話題になるコンビ。不仲なんて、基本的にどちらが悪いとかではなく、〝どちらもヤバい〟から発生するものですからね。たきうえは最近、改名するなど、ヤバ芸人にあちがちなムーヴを起こしています。一方で、相方・ちゅうえいもドッキリの仕掛け人なのに、たきうえに横柄な態度を取るなど、そのヤバさが指摘されています」(週刊誌記者)

結局、お笑い芸人はファン商売。会場にファンをたくさん入れることができた「三四郎」が有利になるのは、仕方ないのだろう。

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