お笑いコンビ『爆笑問題』が運営するYouTubeチャンネル『爆笑問題のコント テレビの話』に、太田光と因縁のある人物が登場。コント台本そっちのけで舌戦を繰り広げた。
同チャンネルは、爆笑問題や同じ事務所のタイタン芸人が、テレビ局の番組スタッフに扮してコントを繰り広げていく。そこへ敏腕プロデューサー役で、元テレビ東京プロデューサーで、現在はタレント業もこなしている佐久間宣行が現れた。
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コントの序盤は太田が、佐久間プロデュースの番組『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』(ともにテレビ東京系)そっくりの企画を提出。佐久間が「もうそれやってる」と切り捨てる、ベタな展開が繰り広げられた。
しかし太田は次第にヒートアップしていき、佐久間が裏方のくせにテレビに出すぎだと本気のダメ出し。『あちこちオードリー』も、自分がカメラに映りこむような構図で撮っていて、「自分がここを仕切ってるぞっていうのを押し付けてくる。ああいうの嫌なんだよね。お前、しょせん裏方だから!」と大声を上げて指摘する。
さらに佐久間がラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)を始めたことなどにも触れ、「そんで若手がやってることは全部俺が仕込んだみたいな、そういう態度をとって、なんか気に入らないんだよなぁ! ああいうしゃしゃり出るスタッフウザいんだよなぁ!」と真っ向から批判した。
マジ喧嘩から4年の時を経て和解?
この辺りからは完全にコント台本から逸れたアドリブのようで、佐久間は「それを言いたくて(俺を)これに呼んだんだろ。さっきの本読みの3倍くらいあるぞ。ムカつくなぁ!」と顔をしかめるも、太田は攻撃をやめない。
結果、完全にコントから逸れて、太田と佐久間はお互いの気に入らないところを罵り合うだけとなっていった。
「プロレスのようにも見えますが、太田が佐久間を嫌いだったことは事実。佐久間が表舞台に出始めた2019年、太田はラジオ番組で佐久間のことを今回と同じような論調でディスりまくり、それを聞いた佐久間は本気で落ち込んでいたようです。実際、太田がモノ申したことで、業界では佐久間のことを嫌う層も増えていたというのです。
しかしそこへ、『ゴッドタン』などで長年一緒に仕事をしている『おぎやはぎ』矢作兼が登場。『裏方なのに~とか批判するのはもうダサイ』と注意して、佐久間への批判はやんだのだとか」(週刊誌記者)
ちなみに佐久間は、今回の収録を『オールナイトニッポン』で振り返り、本当にアドリブによる口喧嘩だったと明かしている。
太田は収録後に「佐久間、盛り上がったな」とご機嫌だったそうだ。
NHKの収録の時に太田さんに「佐久間、youtube出てよ」って言われたときには、こんな目に合うとは思いませんでした。
「鬼才プロデューサーとガチ喧嘩!?」爆笑問題のコント #59 https://t.co/IagKRgTTGR @YouTubeより
— 佐久間宣行 (@nobrock) June 2, 2023