トンデモ展開に視聴者絶句!『真夏のシンデレラ』はサスペンスドラマなのか?

森七菜 

森七菜 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

森七菜と間宮祥太朗がW主演を務める月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)第5話が8月7日に放送された。真夏の海を舞台にした恋愛群像劇なのだが、サスペンスドラマのような展開が次々を巻き起こり、視聴者を戦慄させている。

第5話では、蒼井夏海(森)の弟・海斗(大西利空)が、ガールフレンドの秋香(平澤宏々路)を妊娠させた疑惑が浮上。海斗も秋香もまだ高校生のため、彼女の両親は激昂。「育て方を間違えたんじゃないか」「ただ甘やかしてただけじゃない?」などと蒼井家を罵っていた。

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蒼井家は娘父揃って土下座までしていたのだが、ここで秋香が思いがけない真実を口にする。お腹にいるのは海斗の子供ではなく、バイト先の先輩との間に身ごもった子。つまり秋香は二股をかけていたのだ。

「二股だけならまだしも、片方の子供を身ごもった挙句、もう片方の男に相談して結婚しようとしていたのですから、トンデモ展開以外の何ものでもありません。これでもかというぐらい蒼井家を罵っていた秋香の両親ですが、謝罪シーンなどは一切ありませんでした」(ドラマライター)

ツッコミどころはほかにもある。

何もかもタイミングが良すぎる

物語の中盤、夏海の親友・滝川愛梨(吉川愛)が美容師の実施試験を終えて、落ち込んでいるところに臨床研修医・佐々木修(萩原利久)がやって来た。

手には〝マーガレットの花束〟が握られていたのだが、2人の様子を遠巻きに見つめていた修の友人・山内守(白濱亜嵐)の手にも同じ花束が…。

どうやら彼もまた愛梨を労おうとしていたらしく、同じ女性に同じタイミングで同じ花束を渡そうとしていたのだ。

また、小椋理沙(仁村紗和)と、もどかしい関係性を築く早川宗佑(水上恒司)の存在も疑問視されている。

彼は理沙に想いを寄せているのだが、とにかく彼女のゆく先々に現れる。第5話でも公園で宗佑と遭遇。このようなことが一度や二度ではないというのが、また恐ろしいところである。

いっそ恋愛群像劇に見せかけたミステリーと謳った方が、ドラマとしては面白そうだ。

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