やす子が大号泣。芸人を追い込むテレビ界のあるあるに長谷川良品が警鐘「テレビマンがジャッジする正解は大抵不正解」

元放送作家の長谷川良品氏は5月7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑い芸人のやす子が明かしたテレビ界の陰湿なダメ出しについて、私見を交えて分析した。

やす子は5月3日に放送されたフジテレビ『酒のツマミになる話』に出演。“人にちゃんと怒れてる?”というテーマでトーク中、話を振られたやす子はロケでディレクターに「職業何でしたっけ?今日何もやってないですよね?」と辛辣なダメ出しを受け、悔しいと思ったが怒れずロケ中にも関わらず泣いてしまったと明かした。

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これに長谷川氏は「テレビ界では本当によくあるパターンです」と切り出し、やす子の話を聞いていた共演者のフォローも交えつつ「何より私自身、こういう現場を腐るほど見てきたので、その悔しさが手に取るように分かります」「これ本当にテレビのロケあるあるなんですよね」と同調。

続けて「こういう陰湿な詰め方をして、芸人を追い込むディレクターがとにかく多い」「何よりこうして演者さんのリアクションをクイズにしてしまう。正解か不正解かでジャッジしようとするわけです」と持論を展開。

こうして地上波に乗る演者のリアクションは、テレビマンが判断した正解だけが放送される現状について、長谷川氏は「ところがテレビマンがジャッジする正解は大抵不正解」とし、「間違っているので、テレビはますますつまらなくなってしまうわけです」と、加速する“テレビ離れ”の一因であると警鐘を鳴らしていた。

この動画には、「テレビ本当につまんない」「やすこが泣き出したあと、そのディレクターたちがどういう態度とったのかもしりたい」「これって、陰湿なパワハラですよね?まあ、芸人は常識人じゃ勤まらないのもまた事実なんですけどね」などのコメントが寄せられた。

参考:YouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』

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