宮迫博之　（C）まいじつ　

元『雨上がり決死隊』の宮迫博之がプロデュースする、東京・渋谷の焼肉店『牛宮城』。先行きが危ぶまれていたが、前評判とは裏腹に、4月も予約で満席と盛況だ。順風満帆といったところだが、コロナ禍ということもあって一部では心配の声も寄せられている。

外食の代名詞である焼肉店は、安定した人気を誇っており、2020年はコロナ禍で外食産業の倒産が相次ぐ中、焼肉業界においては、倒産件数がここ10年で最小記録を更新したという。

しかし、長引くコロナ禍の影響で、他の飲食店と同じく徐々に倒産が目立つように。最近、大手飲食業が焼肉専門店を展開していることもあり、個人経営の焼肉店を取り巻く状況は厳しいものになっているようだ。

あの有名人の焼肉店も…再開の目処立たず

かつて「牛宮城」を凌ぐほど人気があった『炭火焼肉An』も、コロナ禍で追い込まれた焼肉店の1つ。同店は食通で知られているタレント・堺正章がプロデュースした焼肉店で、『SMAP』メンバーが忘年会に使用したことがきっかけで行列の絶えない人気店になった。

しかし、2019年1月にビルとの契約の都合により、一時閉店。その後、コロナ禍に突入したからか、再開の目処は立っていない。芸能人プロデュースと言えど、飲食店が厳しい状況になっていることがうかがえる。

また、『ツービート』のビートきよしがプロデュースした焼肉店『よしなさい』も人知れず閉店。他にも多くの有名人がプロデュースした焼肉店が閉店しているのだ。こういった背景があるためか、「牛宮城」に対してネット上では、

《牛宮城は平気か？》
《宮迫大丈夫かなー。知らんけど》
《真っ先に宮迫が思い浮かんだ。まだ食べに行ってないわ》
《最近、焼肉屋が閉店してるからな～。牛宮城、平気そう？》

といった声も。人気店ではあるが、牛肉偽装などのトラブルがあったこともあり、そう遠くない未来に閉店してしまうのではないか…と心配している人も多いようだ。

70％以上が3年以内に閉店すると言われている飲食店。果たして「牛宮城」は生き残ることができるのだろうか…。