山寺宏一の“似てないモノマネ”にファンも幻滅「世代交代を感じる」

(C)Dean Drobot / Shutterstock

声優の山寺宏一が、憲法記念日である5月3日放送の『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出演。得意の歌まねが全く似てないと、視聴者から酷評されてしまった。

山寺が披露したのは、『クレイジーケンバンド』の『タイガー&ドラゴン』。

白いスーツにハットにサングラスと衣装を揃え、97点という高得点を獲得する。しかし、鎮目政宏が小田和正のものまねで披露した『言葉にできない』が119点を獲得し、無惨にも初戦で敗退するのだった。

番組常連にもかかわらず、いきなり負けて出番を無くしてしまった山寺。それもそのはず、このものまねは97点も取れたことが理解不能なほど、全く似ていなかったのだ。

見た目こそ衣装を合わせているものの、似ているのはそれくらいで、「横山剣のまね」というよりは「山寺宏一のカラオケ」といったところ。1回戦から何とも微妙なクオリティーであり、高得点も番組常連ということで〝忖度〟したのかと疑うレベルだった。

“タレントの声優起用批判”が大ブーメランに

さすがに、このレベルはファンでも擁護できなかったようで、ネット上には

《山寺まったく似てない》
《山ちゃんがモノマネしてくれるのはうれしいけど全然似てないよぉ~》
《うまいけど全部山ちゃんなんだよね、似てない》
《山ちゃん…全然似てないな…これコメント絶対に海宝さんくるでしょ》
《山ちゃんのモノマネって山ちゃんの地声強いのが残るんよね 山ちゃんは山ちゃんなんよね》
《山ちゃんはモノマネしても山ちゃんだからなぁ》
《その昔、山寺宏一が、スキャットマンと、ウィアーザ・ワールドのものまねした時な、これ以上の天才はこーへんと思ったんやけどな、寂しい話、世代交代なんかもなって、感じてます》

などといった苦言が殺到。世代交代による引退を勧告されるほど、惨憺たる結果になってしまった。

「2007年8月26日、山寺は当時の公式ブログ『山寺宏一より今週の一言』で、アニメ界を《タレントや有名人を起用していることが目立つ》《キャスティングをよくよく考えて欲しい》《「普段声の仕事をしてない人がやると、こんな芝居ができるんだ!」って事もたくさんあるのですが、その逆もまたたくさんある》など、声優の立場から批判しました。今回、〝声優〟であるにもかかわらず〝ものまね芸人〟が集うものまね番組に出演し、全く似ていないネタを披露した彼には、この言葉をそっくりそのままお返しできます。そもそも自分も『おはスタ』(テレビ東京系)MCでタレントの仕事を奪っていた訳なので…」(芸能ライター)

まさか「人の批判はするけど自分はOK」ではないと願いたいが…。

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