『M-1』審査員が泣いた理由を告白! 涙のキッカケは意外なコンビだった

塙宣之 

塙宣之 (C)まいじつ 

お笑いコンビ『ナイツ』の塙宣之が、6月6日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)にVTR出演。審査員を務めた『M-1グランプリ2021』で涙を流した真相を語った。

大会で塙は、自身が1票を投じた『錦鯉』の優勝が決まると、思わず号泣。

この日の番組では号泣の理由が語られ、トップバッターとして出場していた『モグライダー』の影響だったことが明かされた。

「ナイツ」と「モグライダー」は同じマセキ芸能社所属で、「モグライダー」が若手の頃からの仲。半袖・半ズボン・裸足を衣装にするなど迷走していた「モグライダー」ともしげに「裸足じゃなくていいんじゃないか」とアドバイスしたこともあるそうで、「キャラクターで笑わせたいのか、ネタで笑わせたいのかが分かりづらいと思ってた」と塙は振り返る。

「いかにも『変なことやりますよ』って演出しちゃってる。それが余計だったんじゃないか」と塙がアドバイスしたところ、ともしげはジャケットと靴を着用する現在のスタイルに。以降、徐々に知名度は上がり、「M-1」決勝にまで勝ち上がったため、塙は「トップバッターで出てきた時、ちょっと泣きそうになったんですよ」という。

ナイツ塙の『モグライダー』評に感動ズラリ!

さらに塙は「変な感情になって初めの30秒くらいあんま聞いてなかった。後輩で、マセキ芸能社で、みたいなことでしょうね。もしかしたら一生売れないかもって思ってたりもしてたから」と、目をかけた後輩がようやく辿り着いたことに感極まったようだ。この感情が爆発したのが「錦鯉」優勝の瞬間だったそうで、「あれ実は『モグライダー』の時に結構来てたことが伏線になって、『錦鯉』で爆発しちゃった。結構『モグライダー』でグッときたんですよ」と1組目で泣きかけたと明かしたのだった。

大会審査において私情を挟むのはあってはならないことだが、ネット上には

《優しい塙さん好きです》
《塙さんの思い聞いて泣けました》
《塙さんのコメント感動したな》
《塙さんのコメントが温かくて泣けちゃいます》
《感慨深いものがあった》
《塙さんが泣いた理由がモグライダーだったの嘘じゃなかったのか》

などといった感動の声がズラリ。お笑い界屈指の〝いい話〟になったようだ。

「モグライダー」がファイナルラウンドに進んでいたら、私情込みでそちらに投票していたのだろうか。

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