『ブラッシュアップライフ』最終回の伏線回収が天才的! 全視聴者納得の大団円

安藤サクラ 

安藤サクラ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

お笑い芸人のバカリズムが脚本を務める、今期の覇権ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)最終話が3月12日に放送され、全視聴者納得の〝大団円〟を迎えた。

ストーリーは、33歳の独身女性・近藤麻美(安藤サクラ)が、一度死んだことをきっかけに、再び人生をやり直して〝徳〟を積んでいくというもの。

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麻美は、飛行機事故で亡くなる運命の親友・みーぽん(木南晴夏)となっち(夏帆)を救うため、同じく人生を周回しているまりりん(水川あさみ)とともにパイロットになった。

当日、麻美は2人の命を守り切ることに成功。数年後、麻美とまりりんは地元の埼玉県・北熊谷で再就職し、みーぽんとなっちとともに4人で集まる仲になった。

58年後、シーンは〝ハイテク老人ホーム〟に移り変わり、浮遊する乗り物に乗って、いつも通りドラマの話題で盛り上がる老年の4人の姿が。麻美は98歳まで生きて5周目の人生を全うし、最後は〝電線にとまる4羽の鳩〟が映されて幕引きとなった。

『ブラッシュアップライフ』Hulu商法も無事回避

「ハイテク老人ホームも、鳩も、第1話に出てきたネタです。予期せぬ伏線回収となり、視聴者を感心させています。

また、昨今の日テレ系ドラマの最終回は『続きはHuluで』と、外部サイトへの登録を促す悪しき流れが定着しつつありますが、あくまで『Hulu』で観られるのはサイドストーリーのみ。作中で好評を得ていた〝4人の日常会話〟パートがふんだんに盛り込まれた最終回に、称賛の声が続出しています」(テレビ誌ライター)

納得の最終回に、ネット上には《ここ10年くらいで一番好きなドラマだった》《バカリズム、あんた天才だよ!》《リアリティありすぎて本当に刺さった》など、すさまじい反響が続出している。

2020年2月公開の映画『架空OL日記』に続き、アラサー女性の心情を書かせたらバカリズムの右に出る者はいないだろう。

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