キムタク主演映画『鬼滅の刃』に完全敗北! 目標の興行収入に及ばず大ピンチ

木村拓哉 

木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月27日に公開された木村拓哉主演の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』。公開直後は好調な滑り出しを見せていたものの、目標となる興行収入を達成できていないどころか、1週間遅れで公開されたアニメ映画にも惨敗してしまっている。

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同作は、これまで幾度となく映像化されてきた織田信長という人物を、妻の濃姫目線で描いた物語。

木村が信長役、綾瀬はるかが濃姫役を務め、その脇を斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀などの豪華俳優陣が固めている。

「〝東映創立70周年記念作品〟として制作された同映画は、総製作費20億円の超大作。

国内で映画がヒットしたと言われるのは10億円あたりからですが、同映画の場合は10億円稼いだとしても赤字になってしまいます。最低でも30億円の興行収入を記録したいものの、2月21日に東映が発表した情報によると、公開25日間の興行収入は20億円。

これは昨年公開された福山雅治主演の『ガリレオ』シリーズ最新作『沈黙のパレード』や、菅田将暉と有村架純のW主演映画『花束みたいな恋をした』よりも少ない数字です。

また3月6日発表の国内映画ランキング(興行通信社調べ)で同映画は、公開から初めて10位以内に食い込めず…。完全に勢いを失っている状態ですね」(映画ライター)

キムタクブランドに傷が…

興行収入を伸ばせずにいる「レジェンド&バタフライ」に対して、根強い人気を見せているのが2月3日に公開された『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』。同映画はアニメ第2期「遊郭編」の第10話と11話、4月から放送される「刀鍛冶の里編」の第1話を1本の映画にまとめた作品だ。

完全新作ではないものの、3月6日発表の国内映画ランキングでは4位にランクイン。2月25日からはMX4D・4DX上映がスタートし、同日から第2弾入場者特典として「テレビアニメ『遊郭編』名場面・35mmフィルムコマ」も配布されている。

着実に「レジェンド&バタフライ」との差をつけており、ネット上では《レジェバタ大コケしてんなあ。公開25日で20億か…》《ランキングは圏外だし、事前の話題性も高かったのに。今まで築き上げてきたキムタクブランドが…》《日本映画史上最高峰のキャストが、東映70周年記念作品作ったのにめちゃくちゃ大コケしてるやん!》《木村拓哉さんが岐阜に来たときは37万人集まってたのに、なんと残念…》などと揶揄する声が上がっていた。

「鬼滅の刃」が化け物なのか、あるいは「レジェンド&バタフライ」が期待外れすぎたのだろうか…。

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