『ケイジとケンジ』推理がガバガバ? ラーメン屋の湯切りで「替え玉かも!」

桐谷健太 

桐谷健太 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)への悪評が止まらない。

4月20日放送の第2話では、刑事役を演じる桐谷健太と検事役の中村アンの推理シーンがあったのだが、現実離れしたやりとりに視聴者は幻滅している。

第2話は、人気俳優が襲われてケガをする事件が発生。同じく俳優の田中克也(橋本淳)が自供して事件解決と思われたが、田中が逮捕されて地検に送られた後、田中が無実ではないかとの疑念が浮上。検事の矢部律子(中村)は起訴できなかった。

【関連】『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』東出昌大の降板でクソドラマ化! 匂わせシーン多数も… ほか

証拠は十分そろっている、と不満げな刑事・仲井戸豪太(桐谷)は夜に外をふらつき、屋台のラーメン屋へ。注文した直後、隣に矢部がいることに気づいた。

矢部は一向に起訴できないことにイラ立ちを隠せず。「やけ食い!」とモリモリと麺をむさぼった。仲井戸はラーメンが出されて箸を持ったものの、「気になったことがあって…」と、事件に使われたとみられる凶器・スパナにまつわる疑問を矢部に聞いた。

湯切りシーン見て「替え玉かも!」

矢部が替え玉を頼み、店主が湯切りするシーンで、仲井戸は「替え玉!」「田中は替え玉かも!」と叫んだ。犯人が何者かの身代わりになったのではと疑い、事件は解決に向かったのだが…。

ラーメン屋のシーンは約3分にわたったが、視聴者は《ラーメン屋にダダ漏れ》《よくもまぁこんな屋台でペラペラと…》《何で屋台で案件しゃべってんの》《捜査情報をこんなとこで話すなよ》と視聴者はドン引きしている。

また、このシーンでラーメンに手をつけなかった仲井戸に《はよ食えや!!!》《スープ冷めちゃうだろ》といった声も。矢部が3杯目となる替え玉を頼んだ場面では《汁ないやん》と冷めた声が漏れた。

「シリーズの前作から東出昌大さんと今田美桜さんが抜け、その穴を桐谷さん、中村さん、比嘉愛未さんで必死に埋めようとしているようですが、ラーメン屋のシーンに代表されるように、現実離れしたシーンが続発。犯人が『替え玉』だと気づくきっかけもベタベタで、意外性はゼロでした」(ドラマライター)

とはいえ、第2話の視聴率は9.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、初回から0.7ポイント上昇している。

ツッコミどころを探すドラマとして、ますます人気を博していくかもしれない。

【あわせて読みたい】