高須幹弥氏、マイケル・ジャクソンの鼻の変化について解説「スリラーやバットの頃が一番きれい」「典型的な修正地獄」

高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏が4月29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。アメリカのシンガーソングライター、故マイケル・ジャクソンの鼻の形の変化について解説した。

高須氏はマイケルの鼻の形が変わっていった過程について段階的に説明。『ジャクソン5』の頃は「典型的な黒人特有の鼻だった」が、スリラーやバットの頃には「一番きれいだった。鼻筋がすっとしていた」。その後、整形を繰り返したことによって「摘んだような鼻先」「ぐっと上にあがった鼻」になり「最後の方は、本当おかしくなっていった」と話した。

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続けて、鼻の形が徐々におかしくなってしまった理由として「何度も必要のない整形を繰り返してきたから」と説明。その原因として「身体醜形恐怖症で、整形依存症になっていたから」と推測した。身体醜形恐怖症とは、“自分は醜い”、“人よりも劣っている”と感じてしまう心の病気で、美容整形によって強迫観念が和らぐことがあるという。

高須氏は、自分の親に顔を悪くいわれる、あるいは自分の親が嫌いな場合、「顔のパーツが(親に)そっくりだとみんな整形したがる」といい、似ている部分を見るたび嫌なことをされたり言われたりした記憶が蘇るので、親に似てない顔に変えるという人もいると説明。

マイケルは幼少期に実父に鼻の形を馬鹿にされ続け、整形で多少よくなったとしてもまだ醜いと感じたり父親に似ていると感じたため、必要のない手術を繰り返した可能性が高いのではと分析した。

さらに「おそらくマイケルは(必要のない手術をするために)色々なお医者さんを回っているんですよ」と続け、普通の医者ならば断わる手術も何件か病院を回っていると手術を引き受けてくれる医者がいる。そこで手術をし、気に入らなければ別の医者を探すことを繰り返し行っていたのではないかと話した。

最後に「典型的な鼻の整形失敗手術を繰り返す、修正地獄に陥るっていうパターンなんですよ」とし、「日本人でもマイケルと同じような経過をたどる人もけっこういます」と伝えた。

この動画には「マイケルの場合は精神的な病の影響が多大だったと思います」「依存症の人、そうなりかけてる人に見てほしい」などのコメントが寄せられている。

参考:YouTubeチャンネル『高須幹弥(高須クリニック)』

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