岡田准一「日本はアニメとゲームだけで」発言にオタクが猛反発!「偉そうなことばっか…」

岡田准一 

岡田准一 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

5月28日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、俳優の岡田准一が映画界への熱い想いを語った。だが、これにアニメオタクが罵詈雑言を浴びせるという、予想だにしない事態が起こっている。

岡田は主演映画『最後まで行く』のプロモーションとして、共演する綾野剛、監督の藤井道人氏と鼎談した。デビュー時こそアイドルだった岡田だが、現在はすっかりアクション俳優として有名。USA修斗・カリ・ジークンドーと3種類もの師範資格を持ち、数々の受賞歴を誇る。

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アクションを極めるようになったきっかけについて、岡田は「日本人が日本映画で誇れるような映画を作りたい」と考えたことだと告白。

「自分はジャニーズなので、文化系よりはエンタメがやりたいな、と」「世界共通言語であるボディアクションでエンタメってところを目指すってことが、自分にとっては世界に売れる日本映画を作れるんじゃないかって思った」などと思いを口にした。

また、「役者をやる中ですごく悩むこともあるし、日本映画の実写がダメだって言われると、自分に責任を感じる」と吐露。

「日本はアニメとゲームだけだな、って言われたり…すごく苦しい時もめちゃくちゃあるんですけど」とつらい思いを述べ、「藤井監督と出会って、綾野さんと一緒に共演してこの作品をやれたことが、僕にとっては救いだった」と語った。

「アニメこそ至高」思考停止で噛みつくオタク

その後も、「日本人が『日本の映画面白いでしょ』って言えるものを作りたいっていう夢を諦めてはいない」「だから1人で学び続けてる。そのためには、色んなことができなきゃいけない」と強い思いを明かした岡田。

しかし、これにアニメオタクは反発。《実際アニメとゲームは世界一レベル》《漫画アニメゲームは外貨を稼いでるけど邦画やドラマは外貨を稼げてないお荷物産業》《もうエンタメ系の邦画は諦めろ そっちはアニメ映画様に任せた方がいい》《岡田最近ナチュラルに偉そうなことばっか言うよね》《そりゃああなたが時代劇で主演できるレベルですからね。そこまで墜ちてるのよ邦画は》など、人格否定の嵐…。

「アニメこそ至高」「実写は論ずるに値しない」「三次は惨事」といった具合に、罵詈雑言を浴びせたのだった。

「かつてオタクはマイノリティとして迫害されましたが、現在はアニメ・漫画・ゲームが市民権を得て、メインカルチャーに躍り出ている。にもかかわらず、オタクは〝差別される側〟だという意識を引きずったまま、やたらと大衆に攻撃的です。今回の件もこの延長にあると言えるでしょう。

この現象は世界共通のようで、『Upright Beasts: Stories』の著者であるリンカーン・ミシェルは、『〝オタク〟文化は、帝国の門前に集まったクズの反乱軍なんかじゃない。帝国の側なんだよ』『誰かを攻撃する為に、〝フィクション文学の教授〟や〝お高くとまった映画批評家〟みたいな架空の人物をこしらえて、〝迫害〟されているフリをするのはやめなきゃ』と英語でツイートしています。

そもそも、アニメと邦画に優劣はなく、どっちもどっち。日本の二次絵は、海外では『HENTAI』と国際語になっているくらい恥ですからね」(週刊誌記者)

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』などで知られるアニメ監督の山本寛氏は、かつてツイッターで《ええ歳こいてアニメ観てるような人間は障害者だよ》とアニメオタクに警鐘を鳴らした。

先日も、『推しの子』オタクの暴走問題について、《だから何度も言ったでしょ? オタクはアニメの足引っ張るだけの下等な生き物だって》と指摘。こうした意見が出るのも納得だ。

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