織田裕二“低視聴率男”のイメージを恐れた?『シッコウ!!』で脇役アピールする理由

織田裕二 

織田裕二 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

俳優・織田裕二の弱腰姿勢が、業界内で密かに漏れ伝わっているようだ。

織田は現在、ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官』(テレビ朝日系)にメインキャストで出演中。クレジット上、主演は伊藤沙莉だが、伊藤よりもセリフや登場シーンが多く、主役を食う活躍を見せている。

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しかし、あまりにも出番や見せ場が多いことで、作品に不自然さが生まれてしまっている。

「ドラマを見れば分かりますが、ストーリーは織田のキャラを中心に展開しますし、伊藤の役割は『織田のアシスタント』といったところ。これで伊藤が主演というのは無理がありますし、百歩譲ってW主演といったところでしょう」(ドラマライター)

ドラマは放送前の番宣時、「あの織田裕二が主演ではない」という触れ込みで、作品の希少性を煽っていた。しかし前述したように、明らかに織田が主人公のような立ち回りであり、矛盾が生じているのだ。

この不可解な出来事の理由には、織田の〝逃げ腰〟姿勢があるとウワサされている。

“低視聴率俳優”のイメージを恐れた?

「どうやら、当初は織田主演でオファーが来たのですが、織田サイドの希望で脇役になったそうです。というのも、織田は久しくヒット作を出せておらず、低視聴率を連発している。

これ以上数字を出せないと経歴に傷がつきますから、『織田裕二』というブランドイメージを保つため、数字が悪くても責任を回避できる立場を望んだのでしょう」(芸能記者)

確かに、織田は『Hey!Say!JUMP』中島裕翔とバディを組んだ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が、続編を作られるほど当たったくらいで、もう10年以上は低視聴率作品ばかり。その『SUITS/スーツ』も続編はコケているし、かなり立場が危うい。

イメージ低下や「低視聴率男」のバッシングを避けるため、あえて責任がないポジションでの出演を申し出るのも納得だ。

「そこまでするなら、〝そもそも地上波を避ける〟という方針もアリと思われますが、テレビ離れが叫ばれているといえ、今もテレビの持つ力は大きい。定期的に出演していないと、〝消えた〟〝人気低迷〟と判断され、タレントのブランド力が下がる。そうなるとCMなどの企業タイアップ案件も少なくなるので、テレビには定期的に出演しておきたいのです」(同・記者)

『シッコウ!!』のビミョ~な高視聴率で自信を取り戻し、再び主役を張ってほしいものだ。

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