坂口健太郎『CODE』に夢オチ疑惑…間延び展開に視聴者ゲンナリ

坂口健太郎 

坂口健太郎  (C)まいじつ 

現在放送中のドラマ『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系)はこれまで、なかなか真相にたどり着けない主人公のポンコツ具合が取り沙汰されてきた。最終章に突入しても大して話が進まず、視聴者のあいだで夢オチ説が浮上している。

ドラマは、どんな願いも叶える謎のアプリ「CODE」を使用し、刑事・二宮湊人(坂口健太郎)が婚約者の死の真相に迫るノンストップ・クライム・サスペンス。

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8月20日に放送された8話でも「CODE」の秘密や陰謀にたどり着けず、アプリの関係者が抹殺されるという間延びした展開で幕を閉じた。

「命を落とした後藤芳樹(池田鉄洋)は、IT企業『ランリーテクノロジー』システム開発部のチーフプログラマーで、『CODE』の裏で渦巻く陰謀について何か知っているようでした。

しかし同社の社長・市川省吾(玉山鉄二)に〝これ以上CODEを使ったらどれだけ犠牲者が出るかわからない〟〝どうしてもやると言うなら私はこれ以上黙っていることはできない〟と忠告してから程なくして、二宮たちの目の前で殺されてしまうのです。

そういった背景もあり、今のところ黒幕として一番怪しいのは市川ですが、次話のあらすじで市川はについて《〝制裁を下す〟というルールは自分が作ったものではないと主張》と書かれていました。二宮から『邪魔な奴はCODEを利用して殺す。それが市川のやり方だ』といったセリフが飛び出すなど、匂わせが続くのも恐らくはミスリードを狙ってのことなのでしょう」(ドラマライター)

展開の遅さに夢オチの可能性

しかしあまりにも間延びした展開に、一部視聴者からは夢オチではないかとの意見が噴出。二宮の夢オチであれば確かに伏線回収も必要なく、どれだけ展開を引き延ばしても不自然なくエンディングが迎えられるということになる。

「夢オチ疑惑が上がるのは、最近放送されたドラマでも利用された手法だからでしょう。ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)では、最終回ラスト10分で主人公の妄想パートが炸裂。加えて現実パートでも不完全燃焼な伏線が残り、ドラマとして中途半端でした。

『CODE』は『日曜の夜ぐらいは…』と違って、原作がある作品なので夢オチの可能性は低いでしょうが、いくら何でも話が進まなさすぎ。あと数話で一体どうケリをつけるつもりなのでしょうか」(同・ライター)

最終章に突入したというのに、第8話の平均世帯視聴率は4.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という数字。ここから最終回に向けての挽回はあるのだろうか。

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