坂口健太郎『CODE』映画化の可能性ゼロ 日本ドラマを見捨てて韓国に拠点を移す?

坂口健太郎 

坂口健太郎  (C)まいじつ 

ドラマ『CODE-願いの代償-』(日本テレビ系)が9月3日に最終回を迎えたが、伏線回収も主人公の活躍もすべて中途半端で終わってしまった。その後味の悪さから、映画化を望む声も多いが、残念ながら実現は難しそうだ。

最終回で主人公の二宮湊人(坂口健太郎)はアプリ「CODE」を開発した市川省吾(玉山鉄二)を追い詰め、黒幕の正体にたどり着く。だが市川が明かした黒幕の正体は、人ではなく〝学習型のAI〟だった。

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はじめはただのマッチングアプリだった「CODE」に、制裁ルールやプレイヤーを勧誘するシステムを追加したのもすべてAIの仕業。最終的に「CODE」は消滅し、市川は逮捕されたのだが、物語ラストで二宮が撃たれ、その場に倒れてしまう。

しかも彼のスマホには新たな「CODE」がインストールされるという、何とも後味の悪い終わり方でドラマは幕を閉じた。

現在、Huluで本編の1年後を描いたオリジナルエピソードが配信されているが、二宮や「CODE」のその後は詳しく言及されていない。となれば今後、物語の続きを映画で描く可能性もあるが、映画化は絶望的だという。

坂口健太郎は韓国で活動する?

「まずドラマの視聴率が悪い。最終回の視聴率は5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、最後まで鳴かず飛ばず。映画化が実現しても集客は見込めないでしょう。また『CODE』は登場人物の大半が死亡しています。その状況から話を広げるのは、さすがに不可能に近い。

劇場版『あなたの番です』のように、死んだキャストを生き返らせる手段もあるが、こちらはドラマ版の視聴率がそこそこあって、登場人物たちが魅力的だったからこそ使える裏技。主人公が無能すぎる『CODE』では無理でしょう」(ドラマライター)

さらに、主演を務めた坂口は現在、日本よりも海外進出に力を入れている。

韓国の新ドラマ『愛のあとにくるもの』に出演すると報じられているほか、9月9日に初の韓国ファンミーティングを開催。さらに韓国発のスキンケアブランドの新CMキャラクターに就任するなど、着実に活躍の場を広げている。

今は坂口にとっても大事なとき。エンタメ先進国である韓国での活動に力を入れた方がいいだろう。

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