バレー中継に“ジャニーズいらない”は不義理すぎる! 深刻な人気低迷の“救世主”となったことを忘れて手のひら返しのバッシング

画/彩賀ゆう

画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

バレーボール中継で長年おなじみの「ジャニーズ」タレントが不在のなか開幕したバレーボール女子W杯。

9月20日のブルガリア戦まで、日本代表が開幕から4連勝を飾ったことで、世間では〝ジャニーズタレント不要論〟が噴出している。

「同事務所の性加害問題を受けて、『V6』や『NEWS』、『Sexy Zone』などが務めてきた大会のスペシャルサポーター枠が消滅しました。

【関連】木村拓哉『教場』続編の延期理由は?「番組制作上のトラブル」はジャニーズ性加害問題と視聴率不振が関係か ほか

一部報道では、今年就任予定だったグループの起用が取りやめになったと伝えられ、それに伴って大会への注目度の低下が危惧されていたが、フタを開けてみれば連日満員の大盛況っぷりです」(芸能記者)

ネット上では《ジャニーズがいなくて快適》《バレーはジャニーズの新人売り込みの場だったのか》などと、不要論を唱える声があがっているが、これは大間違いだという。

「こうした声をあげている人は真のバレーファンでないことは一目瞭然。なぜなら、バレー人気が低迷していた1995年頃、ジャニーズに協力を要請したのは故松平康隆会長なんです。

ジャニーズはこの要請にこたえるように自社のタレントを送り込み、客不足のテコ入れを手伝っただけ。

それなのに、バレー人気が軌道に乗ったら『ジャニーズなんて不要!』と切り捨てるのはあまりに不義理ではないでしょうか」(同・記者)

ジャニーズファンはマナー悪い論もあったが…

もちろんジャニーズの性加害報道は追求していかなくてはならない。しかしこれを機に手の平を返す人が多いのは残念な事実だ。

「一部では、《ジャニーズの出番が終わるとバレーを観ずに帰る人がいる》なんて声もあがって、以前からもジャニーズ不要論があがっていましたが、そんなマナーが悪い人はごく少数。ほとんどのジャニーズファンはバレーを楽しんで観戦し、熱心に声援を送っています。

そもそもスポーツにジャニーズがいらないという意見は、出演しているジャニーズが1番そう思っているでしょう。ファン以外が多くいる場違いな場所でパフォーマンスをしなきゃいけないのもかなり大変。

何度も言いますが、バレーを見にきた観客の前で踊らせていたのはバレー協会側。最近ではバレー人気も安定しているため、協会はジャニーズとの契約更新を考える時期ではあったでしょうが、こんな風にどさくさに紛れて契約を打ち切るのはあまりにも…」(同)

多くバッシングされているが、ジャニーズの功績も忘れてはならない。

【あわせて読みたい】