『パリピ孔明』初回視聴率6.1% ディーン・フジオカの話術がメークで台無しに「偉人のモノマネみたい」

ディーン・フジオカ(C)まいじつ

大人気コミックスの実写化ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)が、9月27日に放送された。第1話から劉備役で出演したディーン・フジオカの〝語学力〟が話題になるも、陳腐なビジュアルのせいで彼のスキルが台無しになってしまったようだ。

同作は中国の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の〝渋谷〟に転生し、シンガーソングライター・月見英子(上白石萌歌)の夢を叶える軍師として活躍していく音楽コメディー。ディーン演じる劉備は孔明が仕えた「蜀(蜀漢)」の初代皇帝で、孔明にとってかけがえのない主君である。劉備は孔明の回想シーンで登場しただけでなく、流ちょうな中国語によるナレーションも担当していた。

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「ディーンといえば、香港や台湾で芸能活動を行った後に、日本でブレークを果たした〝逆輸入俳優〟。英語はもちろん、中国語、インドネシア語など5言語を操るマルチリンガルで、今回のドラマでもナレーションから劇中のセリフまで、全編中国語で話していました。そんなディーンの中国語スキルに感動した人も多く、ネット上では《ディーン・フジオカの中国語が上手すぎる》《覇気があってもまったく不快に思わない》と絶賛の声が続出しています」(芸能ライター)

ビジュアル面で損してる武将

流ちょうな中国語で視聴者を驚かせたディーンだが、その一方で劉備のメークが不評だという。

「『パリピ孔明』の武将役の俳優たちは、かなり濃いメークが施されています。ディーンもその一人で、凛々しい漆黒の眉毛が特徴的でした。あくまでコメディー作品なので、その雰囲気に合わせるために濃いメークをせざるを得なかったのでしょうが、《偉人のモノマネ》という声もあり、作品全体の評価が高いのに、メークで場の雰囲気を壊してしまっては、なんだかもったいない気がしますね」(同・ライター)

また彼らが着用する衣装に関しても、《スケスケひらひらで違和感しかない》《孔明の帽子、さすがに大きすぎない?》《コスプレ感が否めない衣装だな》という指摘が。

ドラマの内容ではなく、ビジュアル面で思わぬマイナスポイントを出してしまった『パリピ孔明』。向井もディーンも端整な顔立ちなので、むしろそこまでメークをしない方がカッコいい孔明と劉備に仕上がっていたかもしれない。

ちなみに同作の初回の平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずまずの滑り出し。次回は威厳ある姿が見られるだろうか。

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