12月20日に放送されたバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)拡大スペシャルが大反響を呼んだ。ドッキリ仕掛け人として登場した女性タレント・芹那の何気ない一言が、妙に生々しかったと物議を醸している。
話題の企画は『怪しい自称プロデューサーから「100万円払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ」と持ち掛けられ、ホントに払ったヤツがホントに出演できるホントドッキリ』。テレビ出演経験がほとんどない新人女性タレントに胡散臭い話を持ち掛け、乗っかれば本当に願いが叶うというドッキリだ。
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まずターゲットの女性3人(まえだまはる、あおぽん、犬嶋英沙)は、怪しいプロデューサー・澤田が主宰する飲み会に参加。澤田の武勇伝をたっぷりと聞かせて、怪しいプロデューサーのことを信じ込ませる。
その後、澤田が個別でターゲットを飲みの場に呼び出し、「100万円払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよ」と切り出す。なお、この個別飲み会には、芹那が仕掛け人として参加。澤田とのサシ飲みを恐れるターゲットを安心させるための緩衝材となった。
個別飲み会で、澤田から「『水曜日のダウンタウン』に出してあげる」と持ち掛けられたまえだは、興味と共に強い警戒心を示す。というのも、その見返りとして枕営業を強いられると思ったようだ。
そのため条件がお金だとわかると、ある意味で胸をなでおろし、芹那に「一番安心している点は、身体じゃなくてよかった」と打ち明ける。
お笑い芸人からの攻撃で消された芹那
すると芹那は「それは絶対ないよ!」と仕掛け人としての立場を守りつつ、「いやでもその気持ちは、これからもずっと、絶対持っていた方がいいよ」とアドバイスするのだった。
「芹那は仕掛け人ではありますが、ターゲットと喋っている言葉は全てアドリブ。そんな中、駆け出しの女性タレントに〝疑う気持ちを持ちつづける方がいい〟とアドバイスしていたことが、妙に生々しいと視聴者を震撼させました。今回の放送は、何から何までドッキリで、すべてフィクションなのですが、芹那のこの言葉に関しては、ポロっと出た本音なのではないかと指摘されています」(芸能ライター)
ネット上には《「気持ちは持っておいた方がいいよ」がリアルに感じて辛い》《芹那が「そういう気持ちは絶対持っておいたほうがいいよ」的なこと言っててよかった》といった声があがっている。
芹那といえばブレーク後、同業者、主にお笑い芸人からのバッシングによって消えたと言われているが…。
「ある時期、『南海キャンディーズ』の山里亮太、『麒麟』川島明、バカリズムなどが、芹那を〝嘘つき・あざとい女〟として、こぞって攻撃している時期があった。それ以来、芹那はすっかりお茶の間の嫌われ者になって、テレビから姿を消してしまいましたが、あれは少し異常でしたね。
事務所の戦略として変な売り出し方だったのに、芸人からの総攻撃にあって消えた悲しい過去を持っているだけに、枕営業うんぬん以外にも、芸能界にいろいろと疑問を持っていることは確かでしょう」(同・ライター)
芹那は、一体何を経験してきたのだろうか。