「となりのナースエイド」10.8%「春になったら」5.4%と健闘、朝ドラや大河に交じり。2月12〜18日ドラマ視聴率まとめ

ビデオリサーチ社は、12〜18日の冬ドラマ視聴率を2月22日に公表した。『となりのナースエイド』(日本テレビ系)、『春になったら』(フジテレビ系)などが健闘を見せている(視聴率はいずれも関東地区、世帯平均)。

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ランキングでは『ブギウギ』(NHK)がトップで17.1%。以下、『さよならマエストロ』(TBS系、10.8%)、『相棒』(テレビ朝日系、11.2%)、『光る君へ』(NHK、10.9%)が続く。

ここ3週間、朝ドラや定番ドラマを除くと、健闘を見せているのが川栄李奈主演の『となりのナースエイド』(日本テレビ系)。川栄が演じるのは看護助手だが、かつて外科医だったことが発覚する。小説が原作の医療サスペンスドラマだ。

視聴者は、X(旧Twitter)で「知らないことがいっぱいでてきて毎回勉強になるし面白い」「相棒観てからこれ観るんだけどこっちの方が見入っちゃうもんね」とつぶやいており、毎回評判だ。

『さよならマエストロ』は10.6%、10.0%と下降傾向だったが、18日の第6話で盛り返した。『相棒』はここ3話続けて11%台を記録。一方、大河ドラマ『光る君へ』は11.7%、11.0%、10.9%と続き、『相棒』を下回ってしまった。

また月9『君が心をくれたから』(フジテレビ系)はトップ10圏外に。報道によると19日の第7話は5.1%で前回比1.1ポイント減だった。一方、月10の『春になったら』(5.4%)が月9を上回る状況が続いている。

もっとも『春になったら』は、木梨憲武演じる実演販売士ががんで余命3カ月と宣告され、初回で3カ月以内に結婚すると宣言した娘(奈緒)との触れ合いを描くドラマだ。

視聴者からも好評で、Xでは「5年前に亡くなった父がフラッシュバックした」「面白い‥。面白いというか涙が足りないというか」といった声がある。視聴者は、がんに罹患した身近な人物と、木梨演じる父親を重ね合わせて見ているようだ。

参考:ビデオリサーチ社

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