『真犯人フラグ』視聴率が上がらない? 事件解決が進むも“1ケタ”キープ…

西島秀俊 

西島秀俊 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

2月6日に、俳優・西島秀俊が主演を務める2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の第15話が放送された。ストーリーが後半に差し掛かり、ようやく視聴率に改善の兆しが見えてきたようだが、関係者の間では不安の声も上がっているようだ。

同作の主人公は、愛する家族のため一軒家を建てている相良凌介(西島)。マイホームパパだが、妻の真帆(宮沢りえ)と子どもたちが突如消えてしまう。取り合ってくれない警察に落胆し、週刊誌の編集長で学生時代からの友人・河村俊夫(田中哲司)に相談して失踪事件を記事化してもらうことに。すると、最初は集まった同情が一変。「旦那が殺したんじゃないの?」と〝真犯人フラグ〟を立てられてしまうのだった…。

第15話では、これまで凌介に協力していた一星(佐野勇斗)が実は、光莉(原菜乃華)の失踪に関わっていたと判明。そして、失踪した家族3人のうち、娘の光莉と息子の篤斗(小林優仁)が戻ってきて、残りは真帆だけに。少しずつではあるが、ようやく事件が解決に向かっている。

『あなたの番です』より低水準の数字

「15話の世帯平均視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、あまり高くはないものの番組最高記録を更新。第1話8.4%でスタートを切って以降、5~7%台で低迷していた数字が、ようやく上向きになってきましたね」(芸能記者)

しかし、同じスタッフかつ同じテイストで制作された2クール連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)は、第1話が8.3%でスタートし、2クール目の初回・第11話の時点で9.2%まで回復。その後は二桁視聴率を連発するなど、『真犯人フラグ』よりも盛り上がるペースは速かった。

果たして『真犯人フラグ』はここからどこまで盛り上がっていくだろうか。すでに『あな番』を大幅に下回る推移となっているが…。

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