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3月6日開催のピン芸人No.1を決める『R-1グランプリ2022』（フジテレビ系）決勝戦に出場した、ピン芸人の寺田寛明。彼の口から、お笑いタレントの長州小力をバカにするような発言が飛び出す一幕があり、視聴者から批判が殺到している。

寺田は去年開催された『R-1グランプリ2021』の決勝戦にも進出した実力派ピン芸人。しかし、上には上がいるのか去年は最下位という残念な結果に。この屈辱を晴らすべく、この日の大会では、以前よりもさらに磨きがかかったフリップネタを披露した。

パフォーマンスを終えた寺田は「最下位取るってほんとに思ってなくて」と去年を振り返る。そして「僕が見てた頃のR-1グランプリの最下位って、長州小力さんとかなんですよ」と唐突に長州小力の芸風を批判する。

まずいと思ったのか、司会を務める『霜降り明星』の粗品が「どういう意味や」とツッコミを入れるも、時すでに遅し。「こういうタイプ（フリップ芸）が最下位取るって思ってなくてほんとに」と言葉を重ね、プライドの高さを見せつけるのだった。

寺田の発言が『霜降り明星』にも飛び火か…

寺田の他人を貶めるような発言にネット上では、

《長州小力さんに謝ってほしい。ほんま失礼な人やわ》
《失礼やろ。謙虚に生きようよ》
《小力さんdisってたけど、長州さんが一般に浸透した今ならさらにウケると思う》
《コメント引いたわ。周囲を見下してる感がやだ》
《人のことバカにしてる人がお笑いで1位取れるわけないじゃん》
《小力を馬鹿にしてるし、小力より自分の方が面白いと思ってるの笑えるわ。小力の方が面白いし、見ててムカつくからテレビ出るの控えて欲しいわ》

など、批判の声が殺到している。確かに寺田がコメントした瞬間、番組はなんとも言えない雰囲気になっていた。司会である「霜降り明星」の粗品とせいやがイジっていれば、また違った印象になったのかもしれないが、2人はうろたえるばかり。これでは、視聴者がシラケてしまうのも仕方のないことだろう。

良く言えば安定した、悪く言えば盛り上がりに欠けるフリップ芸を披露した寺田。視聴者には彼の芸よりも、彼の礼節に欠ける立ち振舞いの方が印象に残ってしまったようだ。