ダウンタウン　（C）まいじつ　

大阪・なんばグランド花月で4月3日に行われた吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』にお笑いコンビ『ダウンタウン』が登場。31年ぶりとなる漫才を披露した。

〝サンパチマイク〟の前に「ダウンタウン」が登場すると、会場は大盛り上がり。さらに漫才をすると宣言するとさらに会場は沸き立ち、そこから約30分間、アドリブ漫才が行われていった。

ネット上では多くの称賛の声があがっているが、一部では《ただのフリートーク》《ガキ使のハガキトークと同じ》という声も。しかし、そのアドリブ漫才の難しさに関しては、本業の漫才師たちが語っている。

「2021年11月に更新された『ナイツ』塙宣之のYouTubeチャンネルに、漫才コンビ『銀シャリ』橋本直が出演。2人が〝漫才中に入れるアドリブ〟についてトークを繰り広げました。2人はアドリブ自体を否定してはいないものの、それを本筋にするのは違うと力説。ただ最近の若手芸人の中には、〝人間性の面白さを出したいのか〟アドリブ漫才をやろうとするものがいるようです。これに塙は『松本（人志）さんになりたいのか知らないけど、そんなの無理だから』『ガキの使いのフリートークで育っているからあれが全員イケると思ってるだろうけど、あんなのできるわけねえだろ！』とバッサリ。橋本も『あれは神々の戯れの漫才を極めた人の、一番リアルな即興感』と力説して、絶対に真似するべきではないと指摘していました」（芸能記者）

ダウンタウン病が再び流行ってしまうのか…

ネット上ではこの話に、

《伝説の一日でダウンタウンの漫才が披露されたことによりダウンタウン病が再び流行ってしまって打ち合わせなし、アドリブで漫才する若手が増えてしまうのを防ぐためにナイツ塙の自由時間をご視聴ください》
《ダウンタウンに憧れて真似しようとする若手多いんやろな。でもダウンタウンみたいには絶対なれないんよな。才能が違い過ぎるんよな》
《昨日のダウンタウンさんの漫才観て戻ってきたけど、影響される人増えちゃうかな？》
《塙が気に食わない「若手がやろうとする、人間を出そうとする」ってのは、ガキつかとか、昔の松本の「何も準備しなくておもろいやつが本当におもろいやつや」みたいな発言を真に受けてるようなののことだろうな》

といった声があがっている。

また、ダウンタウンを真似する芸人が増えてしまうのだろうか。