『カムカム』クズ過ぎるヒロインに激怒! 最終回にも批判「自分勝手な女」

上白石萌音 

上白石萌音 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月8日の放送で最終回を迎えた朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)。大団円のような雰囲気があったが、視聴者の多くは最後まで初代主人公・安子の言動が引っ掛かったようだ。

第一部で安子(上白石萌音)は、娘のるいに「I hate you」と言われて心が折れ、るいを残してアメリカに逃亡。

最終章ではアニーヒワカワ(森山良子)と名前を変えて再登場し、ついにるいと再会を果たした。しかし、その再会の経緯が問題なのだという。

「安子は、若かりし頃は〝自分勝手だった〟と反省していました。しかし、それは年を取ってからも直っていなかったのです。るいに対して負い目があるためか、素性を隠したりして頑なに会おうとはせず、ずっと避け続けていました。しかしそのクセ、出演したラジオ番組で急にるいの母親だとカミングアウト。こうしてついに会うかと思ったら、安子はやはりるいを避け続ける。挙句、るいの娘・ひなたに見つかるとダッシュで逃亡。結局、ひなたが無理やり連れてくる形で、安子はるいと再会したのです」(芸能記者)

算太・安子のクズ兄妹に呆れ声

自分勝手な思いで散々娘を振り回し、最後まで自ら歩み寄らなかった安子。ネット上では

《シンプルに安子嫌い》
《安子って他者の気持ちとか思いに自分から歩み寄らない人やったな…》
《安子は結局自分から動くこともなく逃げ続け、娘に真っ先に謝ることもなく…。何がしたかったのか…》
《序盤に描かれた安子と稔の美しくも淡い思い出を、安子をクソ女にする事でぶち壊していくスタイル、控えめに言って嫌い》
《最後まで自分の意思でるいに会おうとはしなかった。それが安子の本質であり、るいの悟りは正しかった》
《カムカムの安子 ヒロインとして悲劇的に主人公だから見えるけど 実はものすごい自分勝手で 子供も仕事も結婚も全部自分のしたいようにして100歳までのご長寿で 1番自由な女だったな》
《安子に全く感情移入出来ない。今まで放っておいたくせに勝手だなとしか思えない。カムカム登場人物の中で一番嫌かも。同じように逃げてばかりだったけど、最後は自分から姿を現した算太のがまだマシ》
《安子は算太以下のクズ》

といった酷評が相次いでいる。

「安子の兄・算太(濱田岳)も、逃げてばかりの男でした。妹の財産を持ち逃げして親子の仲が裂かれるきっかけをつくった上、数十年ぶりにるいと再会すると逃亡。死ぬ直前にようやく過去の過ちを謝罪しました。算太・安子の〝逃げクズDNA〟が、るいに遺伝しなくて何よりです」(同・記者)

一度るいがブチギレてくれた方が、視聴者もスッキリしたことだろう。

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