『キングオブコントの会』松本人志の新作コントに賛否「天才すぎ」「つまらん」

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

4月9日、お笑い賞レース『キングオブコント』の歴代王者たちが集うコント特番『キングオブコントの会 2022』(TBS系)が放送された。『ダウンタウン』松本人志の新作コントも披露されたのだが、視聴者からは賛否の声が寄せられているようだ。

『東京03』、『バイきんぐ』といった歴代王者に加え、審査員を務めた『バナナマン』、『さまぁ~ず』なども参戦した同番組。大トリには、松本が書き下ろしたコント「落ちる」も披露された。

このコントに出演したのは、松本以外に、「さまぁ~ず」大竹一樹、「東京03」豊本明長、『シソンヌ』長谷川忍、『かもめんたる』岩崎う大の4人。彼らがアイドルグループ『チェッカーズ』の名曲『俺たちのロカビリーナイト』を歌っていくのだが、なぜか途中で大竹が奈落に落ちてしまい、そこから「落ちる」ことについて揉めるといった内容のコントであった。

奇想天外? 松本人志のコントに賛否…

まさに松本人志ワールドが全開な奇想天外のコント「落ちる」。ファンからは、

《松本さん天才過ぎる! めっちゃイイ!》
《「落ちる」説明しすぎないことによる笑いの作り方》
《松本人志「落ちる」が一番面白かったので、流石だなあと》
《「落ちる」は発想が凄すぎる。松本人志様の脳みそってマジでどうなってんだ》
《やっぱり「落ちる」が飛び抜けて面白かった。「ごっつ」時代のコントを思い出してちょっと懐かしかった。まだまだ松本さんにコントやってほしい!》

など、絶賛の声が続出している。一方で世界観が独特すぎるせいか、

《松本人志の落ちるクソつまんなかった》
《「落ちる」が退屈だったな…》
《松本人志のコントわかんなすぎる。若い人とかほんと「?」だと思う》
《松本の「落ちる」は面白いんだけど、間合いも設定もやっぱりやや昭和的というか。「あーこの感じ懐かしいなぁ」っていう古さはやっぱある》
《後輩芸人のコントよりはるかにつまらなくて、ずっと笑っていた番組の最後でスーと落ちてしまった》

といった酷評も少なくはなかった。

「松本が手掛けた映画『大日本人』や『しんぼる』などから察するに、彼は〝受け手に想像させる笑い〟がお好みなのかもしれません。そのため、本人もはじめから賛否が起きるのを分かったうえでコントを作った可能性があります。確かに現在の松本が、万人受けする笑いを追求する必要はないのかもしれませんね」(芸能ライター)

お笑いの第一線を走り続ける松本の挑戦はまだまだ終わらないようだ。

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