『ちむどんどん』「息子と結婚」発言が大炎上!「気持ち悪さしか残らん」

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NHKの朝ドラ史上一番〝トンデモドラマ〟と言われている『ちむどんどん』。7月25日放送の第76話では、誰もが耳を疑うような発言が繰り出され、視聴者をドン引きさせている。

「ちむどんどん」は、今年で本土復帰50周年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけたヒロインと、支え合う兄妹たちの50年の歩みを見つめる家族の物語。

沖縄・やんばる地域で幼少期を過ごしたヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)は、復帰とともに東京で働き始める。

暢子は、西洋料理のシェフを目指し、遠く離れても家族の絆に励まされながら、修業を重ねていく。その過程で、故郷の食に自分らしい生き方を見いだし、東京で沖縄料理の店を開くために奮闘するようになる。

暢子と幼馴染であり友達の青柳和彦(宮沢氷魚)が恋に発展し、やがて結婚することに。第76話では、結婚について2人が報告する様子が描かれた。幸せに向かい一直線と思われる2人だったが、ここでトンデモ展開が。

母親とあまり仲の良くない和彦が会社で報告をした際、田良島甚内(山中崇)は「母親の1番の不幸は息子と結婚できないことって言うからな」とからかうのだった。

脚本家と監督の人格を疑う発言

ドラマの中では一瞬のシーンだったが、視聴者は田良の発したセリフに嫌悪感を抱いた様子。実際には、

《こんな気持ち悪いセリフ田良島さんに言わせんな》
《「お嬢さんをボクにくださいって言って欲しい」というのは100歩譲って70年代マインドで割り切れるけど、田良島さんの台詞は気持ち悪さしか残らん》
《もしかして究極の毒親?》
《母の一番の幸せは我が子の幸せ、我が子が大人になって自分の人生を生きてくれる事なんだよ。母を何だと思っているんだ》
《親子としての愛情と異性としての愛情は全然別モノじゃない?同じものとして考えてるなら、この脚本家と監督は頭湧いてる》
《とんでもない発言でゲス島、と呼ばれ始めた田良島さん…人気が出てきたキャラをこうやって潰していくのが製作陣の趣味なの?》

など、批判の声が殺到している。

「先々週には別の女性と婚約破棄をしたとして、〝クズ彦〟呼ばわりされていた『ちむどんどん』。キャストは違えど、初っ端から金銭トラブルなどが絶えない人も登場しているうえ、今回の発言ときたら、〝家族の絆〟などまったくテーマに沿っていないといっていいでしょう。今回批判対象になった役を任された山中も気の毒すぎます」(エンタメ誌ライター)

話が進むにつれ、予想を超えるトンデモ展開で視聴者離れが加速している「ちむどんどん」。制作側には、今後の朝ドラのために失敗事例の原因分析をし、活かして欲しいものだ。

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